燃料が、濃い?それとも薄いの?

執筆者 | 6月 14, 2014 | 燃焼を科学する | 2 コメント

年長、いや燃料調整(燃調)が濃い、という話を聞く。
 んじゃ、俺たちはどうやってそれを判断するのだろう?
 空燃比計を使う事が多いが、(経験が少ないほどここに執着する)
 極論をかいておこう
   正確には使えない、そもそも。そこじゃないというのが本音
   結果論として、ロガーで事後報告の一つとしては使うが
    圧倒的に大事なのは、空燃比が安定してることを確認するものだ。
    空燃比が、走行中に揺れる、ならまだしも目標に届かないのは問題外
      自分で作った、削ったエンジンでタービンとICが決まってるなら
       Proは最初から空燃比を目標値とそれほど外さない
     空燃比、空燃比と、あたかも神の言葉になってるが
     12.5:1や、10.8とか、、そこじゃない、
     絶対的な安定を示してるか?が問題なんだ。
       単なる目標であって言い換えれば、それが仮に12.5でもいいんだ。
       1、2発ならREの1,4kg/c㎤ 500psクラスでも壊れない、
       それで壊れるなら、吸気温度見てないか,ほか、、
       安定制御できてない、ノックも耳でしか聞けてない等だよ
HondaRA168E
       
  しっかり組んで、吸気温度、抑え点火が安定していれば壊れない
  長時間、回すには次に来る、排気温度溶解(1000度超えるからね)対策が必要
   常識に基づいて空燃比が薄い、からら足す。濃いから絞る
   その感覚でセッティングをするうちに、幾度となく壁に出くわす
   壊すとか、、、、いや壊れないまでも圧縮を下げるとか。
    その車に乗って数週間、その7に乗って数年
    その7に乗って数回のサーキット、
      だが、それを客観的に見る立場でいると
      安定していないことに気が付くはずだ。
      なぜ安定していない?
      その真実に近づかない限り永遠にREは壊れ続ける
      壊れる理由は、いつも馬力じゃない、温度じゃない、空燃比じゃない
      もっと、もっと他にある事に気が付く時期が来る。
       それが、匠というもの。
       極端な話、ブースト計すらいらなくもなってくるんだよ。
   (あ、これはぼくが感じたことで、めやすは必要だけど、、目標としてね)
エンジンが壊れた原因を並べると・・・
    摩耗してるアペが折れて、壊れた
    水温が高くて壊れた
    空燃比が薄くて壊れた
     距離が多くて壊れた
      そんなの、セッティングするときに匠ならわかってる、わかったんだ。
      わかってるのに、セッティングしてるなら、経営者職人
    だから よーく、話し合って現場に立ち合ってセットアップの
       本質、を互いに突き詰めるのがユーザーのすべきこと。
    
    25年前、排気温度計だけでセッティングしてた時期に比べりゃ
    パワーも上がったけど(Reで500超えた)根本はかわっちゃいない
     見てるか?聞いてるか?そのエンジンの声
 

2 コメント

  1. キンタロ

    仕事から帰って、ビール呑みながら読んでたら、
    なんか涙出てきました。
    なぜ?

    返信する
  2. nakamura

    自分の7と、対話をしましょう ^~^

    返信する

コメントを提出

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

More Post

本日の朝一様は、CX-5 100,000kmでございました。

ポート側は、結構多めでした。 奥もこんな感じです。 潜望鏡は、穴は開いていましたが、半分ほど埋まっていました。 スロットルバルブも添加剤でギラギラしていました。...

お便りインプレ

FD3S FC3S

本日の朝一様は、CX-3 160,000kmでございました。

ポート側は乾いてはいましたが、奥までビッシリと詰まっておりました。 奥を撮ろうとしたのですが、写らなかったです… インタークーラーもこんな感じでビッシリと張り付いていました。 清掃後は、しっかりと無事に除去できてよかったです。 奥もしっかりとバルブがみえてます‼ インタークラーもまるで新品のようにキレイになります。 DPF洗浄でモクモクタイム~...

本日の朝一様は、CX-5 40,000kmでございました。

ちょい乗りが多いようで、パリパリとしたススでした。 奥もちょっと多めでした。 清掃後は、キレイに除去できています。 奥もしっかりバルブが見えてます。 潜望鏡周りは、結構多めでした。 スロットルバルブも溜まっていました。 洗浄後は、まるで新品のようにピカピカです。 EGRクーラーは、奥から光が見えていました。 洗浄後は、しっかりと見えるようになりました。 インジェクタークリーニング施工中~...

本日の朝一様は、CX-5 70,000kmでございました。

ポート側は、前期で距離の割には少し少なめな感じでした。(違和感ありです…)スス洗浄と同時に、バイパスパイプも対策品に交換します。 奥は少し多めでした。(嫌な予感…) 洗浄後は、キレイになりました。バイパスパイプは対策品に交換終了‼ 奥もしっかり除去できてます。 潜望鏡周りは、添加剤でカチカチに固まっていました。 スロットルバルブは、添加剤でギラギラしていました。(嫌な予感…)...

本日の朝一様は、CX-5 120,000kmでございました。

ポート側は、少し多めでパリパリとしたススでした。 奥は、少し多いかな?って感じです。 洗浄後は、このようにキレイになりました。 奥もバルブがしっかり見える状態です。 潜望鏡は、添加剤で柔らかくなっておりました。 スロットルバルブは、距離の割に少なめでした。 洗浄後は、ピッカピカになりました。 EGRクーラーは、薄っすらと光が見えていました。 洗浄後は、いい感じに通りました。...

本日朝一様は CX-8 100,000kmでございました。

洗浄前のポート側は、少し多めの印象でございます。 奥はこのような感じです。 洗浄後は、キレイになっております。 奥は、このような感じです。ここまでキレイになります。 洗浄前の潜望鏡は、結構溜まっておりました。 スロットルバルブも、このような感じで溜まっておりました。 洗浄後は、ご覧の通りピカピカに仕上がります。 洗浄前のEGRクーラーは、奥からの光は確認できる状態でございました。...

中古車情報

〜FD3S情報〜

止むなく手放されるFD、再掲ですが下記リンクより車両情報ページの店長ブログにいけますー...