小早川隆治
中村さんから「FD用のエアーポンプ、ACVなどの入手性が非常に限定されてきており、年月の経過とともに劣化してくるこれらの部品が入手できなくなると車検対応が不可能になるので、今後に向けての何らかの対応が必須」との情報をいただきました。
クルマを長年ご愛用いただくことは個人の趣味の領域にとどまるものではなく、日本におけるクルマ文化の定着と拡大、若者のクルマ離れへの対応、さらには将来の日本におけるクルマづくりを担って下さる方々がクルマに熱い心を持ち続けていただく上でも非常に貴重なことであり、りんくう7DAY、ロードスタークラブミーティング、アメリカのセブンストックなどはその意味からもまさに頭が下がるイベントです。
RX-7に限らず全てのマツダ車を長年ご愛用いただいている方々に引き続きご愛用いただくためにはキーとなる補修パーツの入手性確保に対する何らかの施策が必須であり、私にできることは限られると思いますが、中村さんはもちろん、りんくう7DAYとご縁をお持ちの方々、マツダ現役社員、私も含むマツダOBなどが力を合わせて、マツダの関連部門とのコミュニケーションを模索し今後の対応策を検討してゆくことが大切で、今回のりんくう7DAYをきっかけに是非このような議論を進めることが出来ればと願っています。
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今まで僕が中心となってやってきた
” 日本、いやRX-7が世界一台数として集まるりんくう7DAY ” において最も重要な役割とは何か?
RX-7を維持する為の環境、情報提供、である。
RX-7ユーザーが迎えてる現状問題として5型以降に生産されたFD3Sが新法規制によって、15年を迎えた今、排気ガス抑制装置の劣化が挙げられる。その対応策である部品交換も供給不足、納期半年待ちによって車検が通らない問題、手に入ったとしても排気ガス装置の中核であるエアポンプや触媒装置、ACV等の高額化、15年経った今でもエンジン、ボディーも十分に対応できるのに、排気ガスが適合しなくなったRX-7を泣く泣く手放すユーザーがあってはならない。メーカーが使用想定としての10~15年を超えた今、直面している問題を打開せねばナンバーがあっても継続車検を受けるたび、ユーザーへの金銭的圧迫、半年にも及ぶ部品待ちは避けられない。
中村はユーザーが手を取り合って行っているりんくう7DAYに集まるみんなの力を借りこういった問題を株式会社という形態をもつマツダに伝える事だと考えている。そして、この問題への積極的取組みなくして、自動車文化の、しいては新型7さえも、この問題で10年後、15年後手放さなければならなくなる可能性を示唆することになりかねない。
7DAYにおいて、この問題に対して前日から貴島さんを迎えた会談ののち、小早川さんの意思表明があります。
メーカー関連会社の皆さん
私たちRX-7のユーザーは、みなさんの勇気ある挙手を当日お待ちしております
数多くの人脈、ルマンを乗り超えた実績がある小早川さんだからこそできる離れ業、是非多くのマツダマンが熱い意思をもってりんくう7DAYに集っていただきたい。
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今回のりんくう7DAYにおいてはマツダが優勝した91年ルマン・サルテサーキットにて愛用していたジャケット、キャップ、が被災地支援チャリティーオークションに出品される
このジャケットを落札できるのは、ごく一部の責任と戦う人だけだろう
しかしながらキャップなら、、ウェストポーチなら、もしかしたら手に入れる事ができるかもしれない。
多くの共感、共有、シェアありがとうございます。
瞬きする間もない程の展開の速さ
そうだったんだ
こういう決断、こういう突破力、この勢いと情熱があったからこそ、RX-7が世に出てこれたんだね
会えるんだね、あとちょっとで
加古川発の声が、大河となってゆく予感がして、気持ちの昂りを覚える。日本に本当の自動車文化を根付かせる先駆けとなって欲しい。
長〜い努力があったからこそ、突然時代が動くときがある。
ベルリンの壁、ソ連崩壊、黒人大統領誕生も。
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