りんくう7DAYは合法イベントにこだわり近年では合法車両を集める為、車検書と写真提出を参加者に求め厳しく入場規制を実行してまいりました。その理由がマツダ株式会社との同席によるパーツフェニックス会議です。りんくう7DAYに集まる皆さんが今最も求めている事は一つです。
いつまでもREに乗り続けたい
初代のコスモスポーツは既に50年を超え星野さん率いるガレージスターフィールドをはじめ、世界中のカスタマー達が独自の技術によってエンジンやボディーが再生され今も世界中で走り続けています。
しかし、現代のRE車両(RX-7 &RX-8)には非常に厳しくなった環境規制により2年に一度の車検(排気ガス測定基準)をクリアする必要があり、日本で乗り続けるために必要な排気ガス浄化装置や、そのカナメである電子制御装置の寿命は既に15年を超え年式にによっては30年という耐用期間を大幅に超えた時期が訪れており、すべてのRE車両の維持はこれらの部品の入手状況にかかっています。しかし世の中にRX-7は2万6千台存在しナンバーの交付が行われ継続車検をうけておられます。新しいといっても16年も前の車両で高額になると400万円を超えます。
2016年からりんくう7DAYのプログラムの一つとして行われている”パーツフェニックス会議”はマツダOBの小早川さん貴島さんを中心に ”REの環境性能を20年以上維持する為には何が必要なのか?” という難題に取り組み、私たちが愛したREを次世代(息子、娘)に残そうという取り組みでもあるのです。そして私たちの信じるロータリーエンジンの寿命は10万キロという短距離やアペックスシールの摩耗限界まどで決まるのではなく、製造後18年経ちパーツ供給の終了で寿命が決まるという事は皆さんもよく理解されていると思います。
マツダ株式会社様から、カスタマーサービスの皆さんが駆けつけてくださいます(なんと、RX-7に乗ってる方もおられるのですよ!)。皆さんの声を直接聞きに来ていただけます。質疑応答も答えていただけます。(会場にて申し込み用紙に住所と名前を書いて申し込みすると会議に参加できる限定数を現在可能な限り多く調整しています)ただし、不特定多数全員に、と言えないこともあるでしょうそれは大人の事情です。(大企業ですからね)でもこうしてユーザー主体のイベントに駆けつけてきてくださるのが私が36年前に入社した事のある、愛すべきブランド ”マツダ” 入社してよかった、いままで整備士をやって来てよかったと思わせていただける ”マツダ” なのです。
今回の流れを他社が見て、必ず日産もトヨタもこういった古い車両を有するユーザーとつながる活動を始めるでしょう。いえ、ぜひ始めていただきたいです。(ユーザー活動にはたくさんの苦労がありますが、私たちはみんなと意思を一つにして道を作りました)
もちろん、いまのうちに質問があれば私にメールください。ええ、たくさんの方が会議に参加したいのは十分わかっています。
さあ、襟を正して集まってください、ただし既に申し込まれている方がRX-7の非合法車両で会場に乗って来ても、間違いなく会場には入れません。
そして、遠慮して申し込めなかったRX-7やロータリーファンの皆さん、愛車が会場に入れなくてもイベントには参加できます。マツダの車両に乗っている方、新型RX-7を待っておられる方、まだ、マツダに乗ってないけどREに乗ってみたい方。
6月9日りんくう7DAYがセントラルサーキットで行われます
車は入れませんが、誰でも当日参加で2000円で入場できます
会場でお待ちしております
マツダに乗ったら、こんなイベントが待っています。
REに乗ったらこんな活動に参加できます
そしてアクセラや、デミオ、アテンザ、キャロル、スクラム、みんなマツダファミリーです。
マツダに乗ったら年齢や性別、職業も国籍も関係なく
単なる自動車が好きな人達になれるのです。
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