お世話になっております。横浜の赤FD@@です。早速ですが質問があります
T78のメインマップにおいて、4500回転以降の中域がすべて5の変化量のようですが
これはどういった事で暫定版のデーターから5しか変えてないのでしょうか?
もしかしてこの領域は別に補正エリアがあるのでしょうか?
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
いい質問です。
まず正解といったところです
FD3Sはシングル時とツインターボ時の充填効率が変わります
ですから目標の空燃比もシーケンシャルツインターボの場合、それぞれに違いがあります
シングルの時とツインの時ではターボ配管や排気効率、タービン効率が変わるために
それらをひとつのマップで制御することは困難であるためにシングル専用ツインターボ専用のエリアがあります
ですから今回のように、シングルタービンの場合、この異差を取り除かねばなりません
このツイン時の充填効率を別途に用意してあるのがセカンダリーエリアです
このエリアではツインターボに適した充填効率を示した表があり
ここを適正化することにより、今回のようにビッグシングルタービンや
サイドポート車両であっても、メインマップとは別に適正化することができます
メインマップで5しか変えてない部分は、この別途エリアで適正化してあります
マップで制御というと、燃料を加えるという考え方が多く浸透していますが
プライマリーエリアのマップで予想吸入空気量を適正化する
セカンダリーエリアのマップで予想吸入空気量を適正化し、
最後にポートタイミングやタービンによる充填効率変化を空気量マップで整え
演算された数値に対し、メインマップで統括して目標空燃比に持ってゆくわけですね。
P
S
0コメント