エアポンプをはずすことの弊害 2

執筆者 | 5月 5, 2011 | 56番失火信号, エアポンプ停止のデメリット | コメント0件

前回のエアポンプ作動停止の弊害に補足がある
エアポンプをはずすことの弊害2

ハードウェア偏2

これは既に開きっぱなしになってしまってるレモンバルブだ
まさに排気ガスがシリコン製のバルブを硬化させてしまっている

あきっぱなしになってるでしょ?

エンジンをばらしたことがある整備士ならしってるよね?ここについてる

が、マツダの整備士でさえこの働きについて詳しく説明できるものは少ない

新品との比較、右のリップが浮いてるのがみえるだろうか? FDでもFCでも同じ。
<

当然正面からでも開いてるのがわかる

これらが、レモンバルブに問題が起こってるときに排気圧力で開きエアクリーナーに排気ガスを逆流させてしまってるバルブ

レモンバルブが壊れなくてもある程度汚れるけれど

硬化して開きっぱなしになると、5型6型では56番失火信号が出てしまう
それどころか、このカーボンはエアクリーナーの内部へと還流されてしまうのだ

マツダの技術者はそれを見越して純正エアクリーナーの内部を仕切ってエアポンプ吸入とわけてる
仮にレモンバルブが焼損してもただちにトラブルに至らない様、隔壁があるんだよ
おまけにサイレンサー機能まで付いてるから排気や吸気の音も出ない
ほら、純正のエアクリーナーに意味不明の20πぐらいのホースが下に回りこんでるよね?

マツダ純正ではその部分から吸い込んでエンジンに絶対、吸入させないようにしてある
なんせ、カーボン。超硬度の粉塵だからエンジンにすわせたくないんだ
。。
。。
が、僕のつけてるエアグルーブやオートエグゼのラムエアでは、もろに吸入してしまうのだ
(オリフィスはダイアグコード56番が出るから付けれないw)

新車の間は出なかったんだけど、もう古いからね。

エアクリーナー内部に直接戻してるので、純正と違いアクセル操作でボワボワ音が出てるよね
また、その音を消すためや、カーボンの進入を低減させるためにアルミのオリフィスがついてるはずだ

エアポンプが付いて走行が6万km未満、や、現段階では問題が出てきてない車両も多い
が、走行距離が増え、レモンバルブが排気熱で硬化し、開いたままになると
排気ガスが直接エアクリーナーに導かれることになること、忘れてはいけない

また、レモンバルブを焼損させないためにもエアポンプできっちり冷やしてやる事

社外品のエアクリーナーボックスの場合は5,6万kmに一度レモンバルブの点検
エアポンプのオリフィスの洗浄、ホース内部に溜まったカーボンの除去をしてあげなきゃならない

え?そんな話。。。聞いたことが無い?

寿命を10年とか10万kmというレベルだと語られていないだけ

REの整備士暦が25年超えるといろんな状況に出くわす
原因不明のエンジントラブルなんてものもある、が。。。。
このようにひとつの事例ではなく、みんなの7にも今後訪れる症例は公示すべきだとおもう
REのエンジン寿命を16万km以上に伸ばしたいというなら、是非点検してもらうべきだよ

人間でも一緒・・・
20歳と違い、40歳にもなれば、成人病にもかかるんだからね、

さてみんなのRX-7は人に例えると何歳だろう?

これによるカーバッキングやアイドル不調の修理実績はこちら
5型以降なら、アイドル失火56番をダイアグで発見するところです

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