今回は仕事のことで。
実は小学校の教員などしていまして・・・。
(おまけに完全ペーパードライバー化している3級整備士(シャシー)所有者だったりします。
<腕なし、知識なし、金なし> 前職時代に取得。
この時期、5年生の社会科では工業について学ぶ単元があり、その中で「自動車づくり」も扱っています。
教科書や資料集に出てくる工場内や作業工程の写真は、ほぼTO○O○Aのものばかり。
PCルームの調べ学習でも、子どもがわかりやすいサイトはやはりTO○O○Aですね。
中村屋さんのBLOGで学ばせよう(小学生には無理があるだろ!)としたところ、見事にブロックされました。
(当然ですね。学校では諸々の事情で種々のフィルターをかけてますから。)
子どもたちには、「自動車ができるまで・自動車工場の場所」について調べさせましたが、
そこは当方、7乗りのはしくれですから、「RX-7」についても調べさせました(^o^y)
子どもの反応も、まあ、様々。「かっこい~」「いけてるね」「先生の車と一緒じゃん」などなど、食いつきも上々。
が、中には鋭いところを突っ込む子どももいて。
A君「先生、RX-7で検索して調べていたら、マツダは世界で唯一のロータリーエンジン作っているんだね。」
ふむふむ、よしよし、しかーし!
A君「だけど、格好はいいが、燃費が悪く、不人気車って書いてあったよ・・・・。」・・・絶句!?
(中村屋BLOGはブロックされるのに、こんな記述はブロックされないなんて~。・・・苦笑)
まがりなりとも、私は中村屋さんのBLOG愛読者、信仰者。
「A君、世間的、一般的にはそう誤解されていることが多いんだよね。だけど、きちんとした乗り方とお手入れで
実は、高速の燃費はエスティマやアルファード(ガソリンのやつね)などよりかはいいんだよ!」と補足説明しておきました
また、一昨日は、同僚のFITと当方の7を使って青空授業。
ボンネットやドア、リヤハッチなどを開けて、観察(見学?)させました。
エンジンもかけてやり、当方愛機に火が入った時は、一同<オオォーッ!!>の歓声と拍手。
(子どもへの自慢か?・・・いやいや授業です!)
既習してある、
「プレスした部品はどれか、溶接箇所、塗装について、組み立て(部品の取付け)した部分」
などなどを実車にて説明。
また、オルタネ―ターを指差して「これは、何のための部品でしょう?」
「エンジンって、何処のことを言うんだろうね?」
ボンネットの前で、「扇風機がじつは付いています。探してごらん?」
(当方7は純正エアクリ・ICで見えにくいのでFITにて)
「なぜ、そこに扇風機が必要なのかな?」などのクイズ大会も。
その後は、子どもたちから、いろいろな部品(愛機の)の質問攻撃が延々と続く・・・。
(もちろん、年数相応の錆や青紫のボディー色についても)
などなど、職務を忘れ、“中年車好きオヤジのわがまま講座”45分でありました。
(苦痛だったろうなあ~、少し反省)
もちろん、食いつきがいいのは、圧倒的に男子でしたが、女子も興味深そうに室内やエンジンルームを覗き込んでいました。
ただ、先ほどのA君、「でも、先生の車、なんか低くねぇ?後ろからたまにパンパンいってるし。」や
「後ろのこの羽根、でか過ぎじゃねぇ?」(当方、オヤジなのにGTウィング)・・・またもや絶句。
校長、教頭には言えませんが、私の愛機は最低地上高クリアしてません。もちろん羽根も。おそらく排気音も。
A君には、「いずれ、その時がくれば、その謎は解けるよ。」なーんて。
もちろん、旋回性、ダウンフォースについて解るように(ホントか!)、講釈たれときました。
(でも自分の愛機は下げ過ぎです。曲がらねぇ~。)
今の教え子たち11歳。早くて、あと7,8年もすれば免許をとり、車を所有する子もいるでしょう。
数人、いや一人でも、RE(7でも8でも構わない)を所有する子が出てくれることを祈りつつ。
マツダの熱き想いも、授業の合間、合間に織り交ぜています。
(この時間が長いんだ~。だから、授業進まね~。)
ましてや、“プロジェクトX、DVDで見せよっかな~。”なんて。
何年後かに、教え子がREに乗って現れたら、「中村屋BLOG」は読んだのかい?」と
その時、初老の我輩が、RE所有者の先輩として語ってやりたい。・・・淡い夢です。
・・・・・・・・・・・・・・・
。。。。。。。。。。。。。。僕の儚い夢は、、、教員になりたい。
でも、、、、、今の時代、大変ですよね。親と学校、。。。教師。。。。。
・・・・・・・・・・・だから遠くから見守るだけにしますw
中坊の頃、技術の先生が病気で休んだときに、代わりに1回だけスカG乗りの美術の先生が授業をしてくれた。
教科書に関係ない授業の為、OHVから始まりOHC・・・DOHCについての機構の違い、キャブやターボの仕組みを、とても『熱く』語ってくれました。
あの1回の授業で私は『覚醒』したwww。
20年も前のことなのに、未だに印象に残ってます。
色々と難しい職業でしょうが、がんばってくださいね。
実際には、無理だろうけど。
でも、こういった理想に近づけようとした教師は
近年では結局、はみ出しモノ呼ばわれするんだろうな。
なんか、残念な時代だよ@~@
中村様が講師で登場したら、どんなになるのでしょうかね。私なら、中村様の授業を何時間でも受けられると思います。(笑)
実は、中村様、整備士の専門学校やマツダの養成所からお誘いが来ているのでは?
私が学長なら、間違いなく講演に来てもらうかな。
お題
“REにみる車社会の現状と未来とECOCPUとあゆと マイケル
~そして車業界をぶった切り!~”
講師 中村 英孝
なんてのは、いかがでしょうか?