エンジンの不調に気が付くことがあっても、原因まで気が付く人や探し出せる人はそう多くはいません。
こういった過去の整備の中での経験で判断するしかない場合もあります。
同じ仕様でありながら距離や個体によって馬力が出るかでないか?の多くは個体差と呼ばれてきました
ところが、こう言った事例を見る限り20年や30年を超えて乗る車両には、個体差という表現よりも劣化度合いと表現する方が適正かもしれませんね。
・・・・・・・・・過去例
コイル交換をする時に見極めが必要です
今回もセッティングしてゆく中で
A オーバーシュートの過大によるブーストパラメーターの
不規則&イレギュラーな値
B 車両仕様のブーストに対しての燃料の入り具合
この2つを元に判断しました
これはメインCPUだけに限ったことではありません
F-conやP-Fcを使っていてもいつもセッティングする量
や値を大きくはずした場合、経験量にもよりますが
Proなら気がつくはずです。
またマフラーやエアクリーの仕様や太さにもかかわらず、
EVCのGAIN量が大きく変わってしまう場合、個体差の範囲であるか?不正な値であるか?を見極めることも大事です
今回の初期マップです
低い回転ではブーストパラメーターを適正な値を入れていても
1.0を記録しますがそのわりに燃料が入りません
かといってセカンダリーに切り替わる
(この場合4000回転)以降燃料をオーバーシュート
を見越して増量しぎみ、にしておくと
6000回転域で一瞬回転の、伸び感が途絶えました
ですから増量量は非常に小さめになりました
コイル交換後、プライマリー最大値はブーストゲインを触らずとも
記述とおり、0.9kgに落ちました
また黄色の部分の3000回転&3500回転は
ブーストが下がった
・・・のにもかかわらず増量されています
4000回転で切り替わった時にハンチングを
見越して増量していた部分(緑)は
見事に適正化され、4000、4500、5000回転で
のこのマップでは減量となりました
で、問題の高い回転域の部分の燃料量は赤色
つまり、目測に沿った増量です
セッティング中に”あれ?まわらないな?、
パワーが出ないな?
あれ、仕様の割りに馬力が出ないな?
ブーストの割りに燃料が入らないな?
答えは整備士しか出せませんよ。
見逃せばあなたの技術を見切られてしまいます
反対に、あなたが見抜けばオーナーは
喜んで出資してくれるはずですよ、
あなたに頼んでよかったと。







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