ACVバルブが欠品中だがそもそも、
このバルブが壊れた時に、排気ガスがエアクリーナーに還流する事は以前書いた
壊れる理由は、社外のエアクリーナーにかませるオリフィスであることも書いた
かの有名なエアクリーナーでさえ、このオリフィスが邪魔をしてエアポンプで送風し冷却されるべきAVCへの風量を制限することが原因なんだが、、これでエアポンプの性能が長期的に見た時に下がってしまう(無理やり送ろうとするために機械的摩耗が促進される)
他のむき出しエアクリーナーや社外品のエアクリーナーではこんなパーツを見たことがあるだろう?
2個とか入ってる場合も在る
んじゃあ、これが引き起こすのはむき出しになってると失火信号の56番やアイドル不良、温間再始動になるか?といえば新車から10年や3万kmではまだ起こらない、製造後15年、走行距離5万kmぐらいから顔を出す症状だ。
んじゃ。、エアクリーナーさえ、純正であればOKなのか?という事になる
確かに、症状は出にくいがすでに製造後15年以上にもなると5,6型では56番や、後期GF型の車検に通るレベルの排気ガス濃度を得るにはそろそろメンテナンスが必要になってきてることも旧車である以上、避けられない事実。
余った空気に混ざって、排気ガスがエンジンの吸入空気にに混入することを避けるには純正エアクリーナーしかないと断言してきたんだが実際にはエアクリーナーが純正でも引き起こす車両が出てきた原因を探ってゆこうと思う。
今回、純正エアクリーナーなのに、排気ガスが新気に混ざって再始動後のアイドル不調を起こすかは、謎にも感じていたんだ。
どうして分離されてるはずのエアポンプ通路が、、、実際どうなのよ?
理論上、エアクリーナーから摂取され加圧された2次エア用の空気は、AVCバルブを通りスピリットエアとポートエアに分配され余った空気は緑色の通路を通って、大気に放出される、このとき圧力脈動の音の消音とAVCバルブを通った時に新車時でもわずかな排気ガスからのカーボン成分があるためにエアクリーナーは完全に分離してる訳なんだ。(このときAVCやチェックバルブを冷却して熱劣化を防いでもいる)
ところが、、、古くなると
レモンバルブ、、宇宙船バルブの劣化や、AVCバルブの劣化で還流されたエアーに排気ガスが多量に含まれるようになる。
これが、56番の引き金になりアイドル失火を起こす原因だ。
とはいえ、、エアポンプのあまった還流空気に排気ガスが含まれても、エアクリーなー内部では隔壁があるので、吸入空気には混ざることが無いはず、、、なのだが・・・。
じっさいは・・・
けっこう、漏れてるんだな、、これが・。・
さて、、、実験だ。
勘のいい人なら・・・
なにをしようと・・
してるか?わかるかな・・?
あれ?ふたの隙間から?
あっちゃーー
こんなにも、漏れてるじゃないか?
そりゃ、社外品よりはましだろうが・・・
尚、新品や4,5、6型等の距離の少ない良品においてはこの圧力を掛けた点検において、まったく漏れが無いことを追記しておきます。
次回は、この症状を引き起こすAVCバルブの構造、また現在納期が未定ですのでこれをどうすれば直せるか?分解して原因を追究してみましょう。
おっと、どうして漏れてるか?気になるだろ?
漏れてるところ・・
ふたが浮いてる感じだったから、、割ってやったよ
で、、この角を持ち上げると・・・
ぽろっと、、取れた
ああ、、、古くなって接着が取れたんだね。
おそらく、排気ガスが入ってきて15年
ふたも曲がって、エアポンプで圧送されてきたカーボン等の不純物を含んだ高温なエアーが入ってくれば・・そりゃ、接着、取れるわな。。
、
何度も言うが、正常品はまったくここから漏れないよ。

本日の朝一様は、CX-80 8000kmでございました。
施工前にリフトで上げて、オイルの漏れ等が無いか確認します。 確認が完了しましたら、ロアアームを外してブッシュを調整します。 調整後はグリスアップしていきます。...
ACV・・・随分前においらのFCのリアの圧縮が戻って来ないのは何でだろう?
ってACVバラして・・・衝撃だったなぁ^^;
そう、あれは衝撃的な展開ですが、多くの場合パワーフローつけて、エアポンプを止めていたら、ほぼ数年で熱が逃げず、そうなります。
エアクリーナーの消音効果はあきらめて、エアポンプからの戻りホースを延長して別な形で消音して大気放出するかなぁ
今日、門口7からエアグルーブ外して純正を付けたんだけど、その時、上にあるヤツいろいろ探してエアポンプの部屋を口で吹いてみたら完璧に密閉されていたよ。