第一回目はイキナリ前回マス目の話をした
当然素直に升目は小さく刻んであるほうが細かく見える
今回は、燃料MAP升目の縦横、の話、”スケール”についてお話をします。
このスケールという物差しの目盛りの意味はパラメーター(要因)といいます
皆さんがよく見かける燃料MAPというのは負荷に合わせて必要な馬力の噴射量の目標となる大きな”メインMAP”を指しますが、その前にエンジンの容量(排気量)によって吸入されるであろう、”空気の量を推測する基本燃料噴射MAP”という、いわば”ばけつ”があります
ここで、馬力を浴槽と例えます
一定の時間でバケツに何杯組めばいっぱいになるか?
いっぱいになるまでの時間が短いほど馬力があると例に例えます
この二つのうち、あまり耳にしない”基本燃料噴射MAP”をすこし詳しく話すと、バケツで浴槽に水をためるわけだすからそのバケツの大きさは必要です。インジェクターが吹く燃料増減をきめる要因(パラメーター)として”回転数”と”負荷”がありこのパラメーターで、実際にバケツの排気量やアクセル開度によって変わってくる予想吸入空気量を想定します。レシプロだとバルブタイミング、REの場合だとサイドポートの位置や大きさによってエンジンが吸うことができる空気充填効率を示す基本となるのがさきほどの基本燃料MAPです。
バケツで水をくみ人が浴槽に入れるので、早く入れようとするとたくさんこぼれ、反対にたくさん汲んでいれようとすると手や腰が痛みだして急いでいれることができません。、ちょうどいい量を足腰痛めず短時間で入れることができる量をきめて浴槽に入れる事が大事で、これが効率ですね
それはその本質である役目から充填効率MAPとも呼ばれています
おさらい
車両をドライブするうえで、発生馬力に必要である燃料の噴射量を決める”メインマップ”と、充填効率や排気量によってエンジンの中に入る空気の量を決める”基本噴射マップ”がある
燃料マップの升目には、横回転軸と、縦負荷軸がありそれらをスケールと呼びます
これはFD3S RSのMAPで
うえのMAPがマニュアル、したのMAPがAT用のMAPで
先ほどのスケールを組み合わせると
スケールというのは、
一個の升目を横なら一コマ500回転という定義文で
縦に一コマ動くには100mmhgの気圧変化が必要であるという定義文です
NA車両であれば、空気の入る量はスロットルバルブの開度で想定できますが
が!!!
が・。。。
ターボ車の場合、
気圧+ブーストというもう一つの要因(パラメーター)が必要になります
その話は次回。。ということで
動画で実際のデータ読み込みは以下のように見ています
実際に走行してアクセルを踏むと、、
FDとFC
...
げ、げ、げ、循環器の講義で心臓の前負荷、後負荷の講義内容にそっくり。
ビックリしたけど、確かに、エンジンは心臓だもんね。
一回読んだくらいでは理解出来ない所まで同じだー。
大したことはありません。まずは頭でイメージしておくことが大事です
言葉や文字よりもこのデーターを読み込むイメージを覚えておいてください
ここは理論よりイメージでよみながしてOK
スピードも今どきと違い極めてのろいく
その辺のノートパソコンの1000分の1以下、一秒間に1600万回仕事してるだけです