初期型アテンザ、アクセラ CX-5 EGRによるスカイアクティブDの煤対策

執筆者 | 3月 20, 2020 | 2019 ディーゼルを長く乗ろう! | 7 コメント

昨日初期型ディーゼルユーザーに対しリコールがマツダから案内されました。今後も何度のリコールになるかわかりませんがはっきりしてるのは、対策が後手に回ってるという事です。ディーゼルユーザーにとってマツダのリコール対策だけは何度やっても効果が無いばかりか、長期入庫や順番待ち無駄なガソリンの消費、そして日常の足を奪っています。

エンジン不調の基になる煤やカーボンの対策に対して自己防衛の時がやってきました。

そこで抜本的に煤を発生させない為のたった一回で最大級の効果を上げて終わらせる対策を格安で行える方法としてEGR制限プレートを販売しています。
案内してるEGR制限プレートは添加剤のように複数回必要ではなく、たった一回の作業とたった一個の部品で恒久的に対策出来る画期的なアイテムです。

EGR制限プレート対策前と対策後の比較実験結果も参考にしてください。

今の直噴型のエンジンにおいて煤の発生(ディーゼルやガソリンエンジン)は完全に消せるものではありませんが、エンジン不調を招くほどの大量の煤の発生を抜本的に減少させ新車の時のトルクを復活させるものです。

最後に、この初期型ディーゼルへのEGR制限プレート、注意事項にあるリスク。回避するのではなくある程度の受け入れも必要です。最悪は取り付け初期に過走行エンジンに溜まりまくったカーボンが対象に入り込むことがあり、チェックバルブが点灯するかもしれません。(ただし懸念という概念です、800枚売っても実際にチェックランプがついて走行不良になった等、は一台も報告はない)ただし完全にする為に一度整備士による洗浄や今回のリコール後に行えばリスクを低減することができます。

そしてEGR制限プレートの効果はEGRクーラーの状態の劇的に改善し新車の頃のトルクを添加剤に頼らず恒久的に蘇がえらせます

現在800枚を超えて販売していますが車検が通らない規制値が出たとか、エンジンが壊れたという報告は上がっていません。尚走行距離が短くカーボンが貯まっていない調子のよい初期型ディーゼルや最新のディーゼルを積んでいる新車への『EGR制限プレート』装着にはトルク復活効果が少ない事も報告されています。(エンジンフィールを新車状態へと戻すスタンスという訳ですから当たり前といえば当たり前です)

EGR制限プレートの販売はこちらのサイトで通信販売されています。

そんな訳で、保証の切れたディーゼルエンジンに乗りまだ手放せないとお嘆きの有志の皆さんに

私の37年に及ぶ整備士経験で作ったEGR制限プレートをうまく使い、多額な費用をかけずに治した実績に対したくさんの初期型のアテンザユーザーからオファーがあり、、度重なるリコールやエンジン不調等のトラブルがあるけれど実はもっともっとマツダのディーゼルに乗っていたいと思う人たちの為に、こんなEGRを制限(リストラクター)して『枯れたディーゼルエンジンをもう一声、車検の通る範囲で延命しよう』(まそれでも10万km走ってるなら壊れる時には壊れますけどね)という商品を作ってみた、というお話だったのです。

あとがき。

マツダでは年代によってEGR取り出し口の試行錯誤が見られます。

 新車は作ってみないと、10万㎞いろんな人が走ってみないと解らないけれど、かといってフィードバックを得てわかっていても対策出来ない立場もあります。我々はそういった効果が出るけれど立場実現出来す、結果としてユーザーにつけが回り困ってるディーゼルユーザーの為になる対策商品を開発販売しています。

7 コメント

  1. 鈴木 裕二

    素朴な疑問なのですが、上記の補足図だとDPFの後にEGR経路が有りますが、DPFはPMを捕集する為のものだと思いますのでスス成分が余りない排気なような気がする(だからこそテールパイプにもススが付着していない)のですが、それでもシャッターバルブ等にあれほどススが堆積するものなのでしょうか?

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    • 店主

      排気ガスが温度が高温のまま維持されるのであるなら、固体化しないのですが、インレットマニホールド内に還流されるときにはおんどが急激に下がります。ここで凝固されるようです。

      返信する
  2. 鈴木 裕二

    返信ありがとうございます。
    温度の低下による凝固については理解出来るのですが、そもそもDPFを通過した後の排気ガスにPMが含まれているのであれば大気中にPMがばら撒かれる訳ですからフィルターの意味が無い様な気がして…何処かでEGR経路にススが混ざるのでしょうか?

    返信する
  3. 店主

    全てが劣化せず圧縮も落ちる事もなくすべてが正しく機能している新車の時は問題なる堆積量に至る事もありません。ただ、取り出しがどこにあろうとも走行距離が10万kmとか多くなると圧縮の変化やセンサーの誤差やマツダのいうプログラムの不備等で発生する量がふえてしまい取り切れないPMがまわりまわって、今回のようにEGRが還流されるポイントでススが貯まってしまいます。

    返信する
  4. 鈴木 裕二

    後書きのEGR系統図ありがとうございます、これを見てようやく理解出来ました。スカイアクティブ2.2DのEGRはスス未処理のEXポート直後から取るのであんなにススが廻りやすいのですね。

    返信する
  5. 山口 和

    初期型アテンザXD2.2を愛車としているものです。
    制限プレート11mmφを装着し新車時ライクなパワー感、燃費をとり戻し快適なカーライフを送っております。
    さらには、9mmφも試そうと発注し手元に届いております。
    私にもまだ理解できない事があります。
    鈴木裕二さんの疑問と同じで補足図通りだとすれば、なぜあれだけの煤が付着してしまうのか?
    また、年式によりEGRの経路が変わっているのでしょうか?
    ご教授ください。

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  6. 店主

    いやあ、、これがわかっているならメーカーの補正プログラムで改善し煤も発生しません。(消すことが出来るかもしれないけれど立場上出来ないのかもしれません)しかし直噴である以上、ガソリンがディーゼルを問わず、出易いのは確かです。

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