みんカラという自動車サイトがありこのような丁寧な記述があったのでぜひ見ていただきたいと思います。
正直、ここまで書き上げるのに4~6時間はかかったはずです。
ありがとうございます。
こういったレポートは、ボランティアで構成されるりんくうスタッフの勇気になります。
りんくう7DAYをはじめて12年になり昨今はメインスポンサーとして参加していますが、RX-7以外に乗るマツダファンの方がこういう視線で見ていただけた事が分かったのはとても心強かったです。
パーツフェニックス会議(生産終了部品の再生産推進活動)の事にも触れられていて、唯一このポイントこそがりんくう7DAYであり、メーカー様とも膝を交え7を守るための活動を中心とし、目標としてきました。そのために合法にこだわり、車検書の提出や外観写真の提出等、厳しい基準を設けたわけですが、その半面、派手なカスタムカーが減ってさみしいと感じる人も多数おられるはずです。行きたいけどカナードを外したくなくて行けない、車検には通るはずなんだけど、ちょっと遠慮しておこうかな。。と思ってる7ユーザーも多かったはずです。
RX-7はノーマルな、オリジナルの7でもこれだけの美しさを持ちます
そして、派手なカスタムカーイベントに自分の愛車RX-7で参加するのはちょっと、、と気が引けていた方に、規制が厳しく参加台数が200台以下に減ったりんくう7DAYへの参加は、数多くのボランティアスタッフやガレージスターフィールドの星野さんの粋なはからいにより十分な手ごたえのある7DAY、オーナー参加型で楽しめる7DAYになったと思います。(過去は無制限に入場、300台を超えていた)
私自身が今もフルカスタムRX-7に乗り、若いマツダ時代にはRX-3のサスを切りサービスの課長にリーフスプリングを裏返しにしてもらい、、オーバーフェンダーを張り、FD3Sを買った平成4年にはP/S,A/Cや内装を剥ぎ取りサーキット楽しんでおりました。
昭和のおじさん達なら誰もが私と同じ道を通り、平成生まれのヤングユーザーの憧れはカスタムカーやサーキットマシンです。私自身がそれでいいと、そう来なくっちゃと今も思っています。
もちろん、非合法が許される時代ではありません。
ピュアな、モータースポーツにあこがれる事
その文化、カルチャーを若い世代に繋げるのが私達枯れた整備士、エンジニアの使命です。
昨今、RX-7の年齢は30歳を超えました。
俺の愛車は6型で新しいぜー、350万円で買ったけど、後悔してないーぜー
でも、部品が無くて、車検が通らない
燃費が悪い
部品を注文してもなかなか来ない
当然です、すでに新しいといわれる6型でも16年前のモデルなのです。
その部品をアフターパーツメーカーで作れるものはいいかもしれない、しかしメタリングオイルポンプやACVや排気ガス規制に適合させるための部品はどれほど大きなアフターパーツメーカーでも作れません。
それを、何とかする、できないことを工夫する、故障した時にマツダにもっていってもうちはRE車両が来ないから整備士のスキルに保証できませんよ、と門前払いを食らってしまう現状を何とかしよう!
これが、りんくう7DAYの神髄であるパーツフェニックス会議なのです。
そして、完全合法を目指しているりんくう7DAYにしかできない事でもあるのです。
来月、広島に行きます。パーツフェニックス会議は既に第二期を迎えています。わたしは、これが必要だからこれを何とかしてください、という時期は既に過ぎていると感じています。もっと全体的な視点で整備士35年の経験を基に包括的に進めてゆく時期、、つまりバイオリンを用意したところで、バイオリニストがいなければ演奏会は始まらない。RX-7の存続には結びつかないと感じております。
80名もの方が参加された会議内容も、もちろんですが今後マツダ様といかにRX-7を守って行けるか、何が決まったか?楽しみにしておられるユーザ―が多くおられます。後ほどどのような方向でこの活動が広がってゆくのか?ぜひ見守ってください。
私たちはマツダのファンです
新車を買って、マツダで直して、マツダのディーラーとも付き合い、なによりマツダの収益なしには望みも果ててしまいます。
ファンである私たちがすべき事もできる事もあるはずです。
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