私に『RX-7をサーキットでリーズナブルな金額で走らせてあげるためには、補助資金が必要だからサーキット使用料を出しても良いよ、という個人スポンサーを乗せて走ることにしましょう』という星野さんからの提案がありました。今回のイベント代表は照井さんでしたが、病欠の為にイベントスポンサーである私が代行しています。
もちろん、MAZDAグループCカーの助手席はルマンの規定によって最初から取り付けてあります。
しかし貴重な767Bの助手席に人を乗せてサーキットを走るという前例や概念はなくマツダCカーファンの意見も2つに分かれるものでした。
イベント会議においては、”純粋なレースカーに素人を乗せて金儲け?するのか?”という厳しい意見
また、りんくう7DAYがパーツフェニックス会議を求めたREユーザーのイベントであるべきだ!とか、
集まるだけのイベントから、よりRX-7らしいイベントへの転換期へ行くべきだ!
いやいや、そこで仮に60万円を回収してもサーキット場を借りる費用には届かない、全員で均等に入場者で分配すべきだ。そもそも、サーキットで行うべきではない、7を並べたいだけ、並んでる7を見たいだけ見せたいだけ、という意見もありました。
しかしいずれにしても収支を成り立たせなくては実行できません。(結局毎回赤字ですが、その額を小さくして継続できる方法)そして趣旨がはっきりしていなくてはなりません。今回もマツダのパーツフェニックスをも中心にRX-7を維持させる活動だと認識できるイベントでなければなりません。イベントに参加したボランティアスタッフ全員が自分たちのRX-7の将来の為に行ってる、と胸を張って言えるイベントでなければなりません。
スポンサーではあっても、ステージでCM活動を行ってプレゼンしてるわけでもなく、99%以上がRX-7の将来や維持を目指したイベントであると言い切れると思います。(あえてこじつけた残りの1%は、RX-7が将来なくなればREショップ業界の壊滅防止にとどまるでしょう)
そもそも、マツダgroupCカーに乗る為に必要な規制はありません、あったとしてもマツダの管轄する車両のみで、767Bは星野さんの個人所有であり、りんくう7DAYでのイベントです。そこで、RX-7の部品供給やこういった旧型車両に乗り続ける文化を残そうと考えているメインスポンサーとして、、、結局767Bの助手席に個人スポンサーを乗せようと決断したのは私です。
マツダのイベントではなく、個人で始めたイベントだからと言って、MAZDAのブランドイメージを傷つけてはなりません。
安全に留意し安全速度でコースを周回するといってもいくつかのの工夫、が必要ですが安全に乗り込むためにはいくつかの懸念事項や要点があります。ハードの問題の対策だけではなく、安全に乗り込むためのレクチャーも必要です。そしてその基準となる前例を参考にして組み立ててみたいと思いました
小早川さんによればポールフレールさんが75歳の時767Bの18号車に10歳にも満たないお孫さん達総勢、14名を順番に乗せてサーキットを69ラップも行い、乗り降りに留意したものの、全員楽しんで降りてこられたという事例。、また小早川さんの記憶によればポールフレールさんが83歳の時にはラグナセカを787Bで全力で走り、マツダの作ったグループCカーはとても安全でコントロールに優れた車である事を立証しています。
もちろん全力で24時間も走るなら重装備が必要ですが
こういった事例を見る限り、思ったより安全な車だったということです。
星野さんがコースのコーナーでは巡行スピードでドライブするのですから走ってる時より、乗り降りの時の方が危険です。
かといって787ほど運転席や助手席が快適装備されているわけではありません。
運転席に乗り込むのも大変ですから、移動の為にヘルメットやグローブも装着せずエンジニアはサーキットのコース上を運転していますがこれも厳格な規定があるわけではありません。
混走やタイムアタックでない限り、特に規約はないのです。
767Bも、787Bも助手席に座る人の為のステップや、無線機も邪魔で、足元が広いわけではありません(助手席足元にはもしもの時の自動消火機があります)。極端な例だと、大きな靴を履いたままだと膝を極端に曲げて乗り込む事も必要で、大きな靴を履いたままだと両足を重ねてることができず、クラッチペダルの後ろに足が挟まることもあります。身長が高いとか、大柄な人だともちろん乗ることができないわけで場合によっては靴を脱いだままの方が安全だといえる事もあります。単体で周回する=移動という定義ですね。
ただし今回の走行に無線機は外しましたが消火器を外し靴を残すか?選択を迫られたのは事実です。
結局、星野さんの運転でどこにもぶつからないのだから、消火器を残しました。
同意書を作り皆さんの同意の元安全に留意した 767BによるRX-7ユーザーがサーキットに集まるための、またより多くの人が求めているパーツフェニックスを行うための同乗走行を行う事が決まったのです。
100%、安全であったかどうか?それはやってみないとわからないことが多く次回の対策として検討してまいります。確かに届かない点はあったと認めます。
そして、今回の賛否両論の同乗走行で分かったこと。学んだことを踏まえて、また767B に乗せてあげれるか?と聞かれれば答えはNOです。
私や星野さんは他にはできない事、また大きな会社だとできないことに取り組みました。足かせが無い分、責任は付きまといます、こういったレースカーに日本で初めて同乗走行を行ったわけですから世論も賛否両論です。しかし、この事例を基に日産のCカーやトヨタのCカーの助手席に、富士や鈴鹿で行われているサーキットイベントでユーザーが乗り込む日は着実に近づいていると信じています。
私と星野さんは、こういった活動によって古い車やレースカーの鑑賞、サーキット鑑賞という文化に貢献していると信じ続けています。
今回の767B への同乗走行で回収できた分、サーキットイベントであるにかかわらず、最低金額は1000円で参加することができるようになりました。去年は767Bを飾った時は3000~10000円を回収していましたので今回のサーキット貸し切りにおいて、多くの方の負担を『オトナの個人スポンサーの方』が行ってくれたわけです。
誰もが憧れたレースカーに興味をもってボランティアで手伝っていただけた若者たちは25歳を中心にした若い世代です。
若者が車を買わない、車から離れていると聞きます。
そこで私たちのような大人が若い世代にも伝えてあげるのはネガティブな意見ではなく、どうすれば可能になるのか?、どうすればよりよくなるのか?。。。
チャレンジする姿勢だと信じています。















中村さんのRX-7に対する深い深い愛情とりんくうセブンデーにかけたスタッフ関係者皆さんの努力に感銘しました。
これからもセブンを大事に乗っていこうと決意させてくれたイベントでした。
皆様ほんとにお疲れ様でした。
小森さんはどこまでもアクティブでうれしいです。お話した通り私が整備士歴35歳になるのはマツダのおかげであり、REのおかげであり、今も生きてるのは全てロータリーエンジンのおかげであるからであり、この世にロータリーエンジンが無ければ、僕は屋根を切ったローレルのに箱乗りする、愚連隊所属になっていたことでしょう。