10万km走行のエンジン カーボンの発生量とは?

執筆者 | 12月 28, 2012 | アペックスシール, よみがえる圧縮 | 4 コメント

新車から10万kmEcoCpuで360ps
岡山国際をはじめ、多くのサーキット走行会60回を走りきったエンジン

 最終的にはエンジンはブローすることなく、
 本体ショートを譲り受けたあっちゃんによる、エンジンOHとなった
 何度もよみがえってきた圧縮ではあるが、それもフィードバックのおかげだろう

何度か?よみがえってはいるがその理由を推察するには興味深い結果があるはずだ

圧縮が低い状態=カーボンによるシールの動き不良ではないか?

 その証明がこの写真

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 ローターアップすると、10万km走りきったエンジンとしては異例のクリーンさ
 REは、普通もっと汚い。この写真に言いがかりをつけるならほかの部分だろう。
 ローターに堆積されたカーボン量はまるで5万kmのエンジンをあけたようだ

とはいえ、使ってるオイルも95%純正。スピードマスターを走行会で数度
普段乗りや通勤やドライブ、峠、カウントしてないジムカーナーは純正オイルだ

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 

フィードバックされているプライマリーインジェクター側のローターは側面含めきれいだ
反対のセカンダリー側においては噴射される領域ではフィードバックしないので
ローター半分が汚れが多く残る、(かといっても普通に薄い量なのですぐに取れる)
FD3SのようにP側からSインジェクターの切り替えが早いとローターの両サイドはクリーンに保たれる
反対に切り替えの遅いFC3Sの場合、S側の噴射ポイントを引き下げることにより寿命や圧縮を
長期間規定に保つことができる。(FC用EcoCpu対策のひとつ)

 で、問題のサイドシールやコーナーシールの飛び出し量がこの写真

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 とてもよい状態だとおおもう.10万kmで常識とされてるシールの張り付きは皆無だ
 これがブーストUPせず、320ps近辺なら・・・もっと磨耗や汚れも少なかっただろう
 360Psごとき走行会ならそれほど気にしなくてもカーボンは貯まらない。
 カーボンが溜まる、溜まるという理由をオイルのせいにしてはいないか?
  
  REの大敵、、カーボン・・・・。

  導き出される考察として フィードバックゾーンの入り方、その頻度や
  エンジンのマネージメントのシステムで大きくカーボンの体積量は変わり
  圧縮が下がるのは異物がシールの動きを悪くして圧縮を下げている事が推測
できる
  果ては、エンジンの寿命に繋がってると立証できる例だろう。

驚愕の事実、10万km使用したアペックスシールはほとんど磨耗していない
下の写真のように、新品と見比べても摩耗してない。高さも変わってない
実測したら、、、、0.3mmしか摩耗してなかったんだ。

 純正エアクリーナーボックス使うと、摩耗しない事がわかる。
吸入抵抗があるとおもうだろ?
むき出しよりはあるさ、あるけれどこの摩耗量だ
それほどむき出しと比べて集塵性能に差が出てるという事。

 この領域の馬力では、摩耗しないんだろうね

特にこだわる記述は、特別なオイルを使用していない事
中村屋ではよほどの理由(タービン交換等の馬力)がない限り、純正オイル
過去に分解したT-78サイドポートや400ps仕様での比較も参考にしてほしい

 OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 だれだ?ライトチューン6,7万kmでアペが摩耗して折れるとか言うやつは?
 雑誌に書いてある通りに作れば、雑誌と同じ結果が得られるだろうが

 雑誌の通説や推測の領域を超えて、実績としてこのエンジンは

   単なるアタリエンジンだったと断言してしまうのか?それとも
   オカルトコンピューターのおかげだとでも言うのか?

・・・   それよりも、

必勝の理由を探し出すほうが楽じゃないのか?
ここの読者を洗脳するオカルト宗教中村屋でもいいが

 結果を重ね数を増やすと、オカルトの域をはみ出してしまうだろう。

      

4 コメント

  1. メット屋900F

    これってあのエンジン?

    返信する
  2. nakamura

    そう、H11年青7新車からのエンジンw

    返信する
  3. masao

    何で何ともないのにオーバーホールするのでしょうか?

    返信する
  4. nakamura

    リンク先に理由がありますが圧縮がそろそろという時期だったのです

    で、実は、このエンジンの摩耗具合が見たかったとうのもあるw

    返信する

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