質問が来ました。
ビッグスロットルってどうなんでしょう
馬力が上がるそうですが
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エアフローメーターが実装されていないFD3Sではどのように空気の量を予想されているのでしょうか?
まずはアクセル開度です。アクセル開度、すなわちスロットルセンサーです
このスロットルセンサーの開度で通過可能風量を予想演算する事はNA時(無加給)においては正確です。
10m㎡の穴が開いている時の空気の通過量はインレットマニホールドの負圧により正確に
比例しますので面積が倍になればその分比例して
空気の通過できる量が変化することは皆さんでも容易に想像できるはずです
これこそが”予想吸入空気量測定”の基本です
スロットルセンサーや圧力センサーの微弱電圧を測定しROM上ではそれを吸入空気量のテーブルに置き換え、仮想エアフローメーターを作り出しているわけです
あらかじめ、決められた流量が定義されてるから間違いはない
ただしこれが、違うバルブになってしまうと・。・。。。
スロットル開度によって流量が純正から変わってしまうと言うこと。これに変えて乗っても、たまたま、問題がないというだけで、フィードバックゾーンや、アイドル復帰、燃料カット、エアポンプ稼動ゾーン等、メーカーの想定外になります。
それは、10歳を超えるRX-7にとっては酷な話。また馬力よりも寿命を求めるユーザーにとって今後の将来、エンジンの調子が変わってゆくと言う事になります
じゃ、そもそも、スロットルバルブは大きくする必要があるのか?
大きくすれば本人が仮に5mm踏んだ量を、上回る流量になるので思った以上に加速する感覚を味わえます。ただしそれは効率がよくなった、燃焼効率が向上したのではなくバルブが大きく流量が増えたから、前に進んだという普通の結果です。
しかも、それは計算され制御されたという意味合いとは違います。
では、純正を超える馬力を出した場合との差はどうなるのか?
過去、3ローターの越すものサージを使ってFD3Sに3ローターをつんでセットしたときFD3Sのスロットルバルブのほうがやや大きく、ポンと流用できたので使用していました。そのときに、発生した馬力は650PSを超えていましたので純正でも2ローターに使用するのであれば、十分な流量が確保されてることになります
で、実際にこんな測定もしました。 FD3Sの純正吸気ポート面積と、純正スロットルの有効面積(シャフトを差し引いた分) は、同等の面積を持つことに気が付きました。
開いてるポートの大きさに合わせてスロットルのバルブの大きさを決めていたわけです。
これは、メーカーが考案したサージタンクの慣性加給や相互干渉を逆に利用した加給に多くの影響をもたらすことが予測されるわけです。
ポンと装着だけで馬力も上がるかもしれません、ただし、それは計算外の部分で薄くなったり、加給があがったりちゃんとそこまでのセットアップをしていればの話で
最悪、それを長く継続させると56番の失火の原因になりえ
ポンと付けただけでの馬力は計算外であることをお忘れなく。
スロットルバルブの開度=空気流量の決定はスロットルセンサーで行われます
本日の朝一様は、アテンザ 110,000kmでございました。
ポート側は、添加剤で真ん中のポートがモリモリでした。両サイドは手前は少なめ奥多めです。 奥もしっかりススちゃってます。 潜望鏡周りもモリモリと溜まってました。...
越すものサージ → コスモのサージですよね?
サージタンク側はスロットルに合わせて、
大きくしなくても効果があるんですか?
いや、僕は付けませんけど。
そう。コスモ。
ちなみに、スロットルバルブのシャフト径を除いた面積は・・
ああ、、自分で調べてみて。
ただし、シャフトがあると通過効率が下がるから、面積だけでは判断できないんだ