エグゼの特殊エアクリーナー 弊害 リスク、トラブル

執筆者 | 11月 27, 2013 | 純正エアクリーナー | 5 コメント

ラムエアーインテークという商品だ
特に冬場、高速道路でブーストがあがりすぎて無いですか?
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高速につれ、加給圧があがると言うのは高いギヤで上がる場合と
車両速度によって風圧であがる場合がある
この商品は、後者。
ラムエアを使ってるのだから、当然車両速度の風圧で大量に空気が入る
これはこれでいい。
が、、、車両速度に応じて空気が入ってくるとしても
加給(ブースト)が想定外に入るとその分、燃料を増量するパラメーターが無い
NA車両ぐらいなら壊れることも無い
ところが、新車ならともかく、20年選手、10年選手のFD3Sには死活問題になる
2011-1023-01
実際にこのエアクリーナーの効果は他社のボックスタイプを圧倒する
圧倒するがゆえ、その見越した燃料をマップに打ち込んでおかなければ
エンジンにダメージが入るのだ
・・・・・・・
・・・。。ところが。だ。
見越して入れておいた燃料のパラメーターは車両速度に関係なく実行され、街中で使う分には濃くなり重くなる仮に、冬場の120km5速に合わせたブーストコントロール値だと適正でも夏場の120km5速は濃くなってしまう
んじゃーーー冬場のブーストを下げるパラメーターを入れておけば
夏場になると、ブーストがあがってこないのだ。
・・・解決方法は、ブーストコントローラーを入れて、
各自自分で季節に合わせて、調整するしかないわけだ
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
今、既にこのエアクリーナーボックスを取り付けて走ってる方も居られる
ブーストが夏場と冬場、特に高速領域で大きく違うのはラムエアのせいだ
が、もし、安定してるなら・・
安定しているには理由があり実際には季節や風圧を加味し、適正と表現するよりも”妥協させた値”を入力しているか、ブースト系トラブルに他ならない
適正と表現するためにはソレを裏づけするためのプログラムが存在している場合でFD3SのどのCPUにおいても速度に応じた増量マップが存在しないためなのだ
たとえ、車両速度の応じたプログラムをアドオンしても、
追い風と向かい風で違うんだ、追加で必要なのはピトー管かもしれない
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
このエアクリーナーボックスは有能だ、
高速域のラムエア効果は絶大であることをもう一度加えておく
と同時に、タービンブローが最も多い傾向も受け入れてほしい。オイルが漏れてしまう。これの装着車両3万km超えての10台に7台が、ターボからオイルを吹き出してしまってるこれも事実なんだ、ノーマルに戻しても手遅れなほど、漏れているがほぼオーバーシュートが原因で、タービンシャフトベアリングの寿命を招いてる


@@
@@@
ただ、中村屋の顧客の多くは取り外して友人やオークションに既に流れてるはずだ
結果として低域のトルクがよみがえった事を加えておく
メーカーの想定した慣性加給や共鳴加給においては容量や温度バランスを崩していたことが
彼ら多くの素人に体感されたことも書き加えておこう。
いまや生産終了、10年以上にもなると、、、このパーツのデメリットはそれだけでもないのだ。

5 コメント

  1. omusoban

    僕は廃棄予定です。
    4・5速の急激なブーストの立ち上がり。
    あの恐怖、他の方にも体感してほしくないので。

    返信する
  2. 石黒

    う~ん、あのカッコイイ吸気音と見た目に憧れていますが、値段と皆様の評判で思いとどまっています。
    商品カタログに危険性を表示していないのも気になりますね。

    返信する
    • nakamura

      マツダスピードブランドとの差はそこ。
      このメーカーではかつてマフラーも大口径で新車装着時にフェルカットが入ってしまっていました
      現在対策されて内部が小径になっていますが、MSでは最初から小径で販売していましたね
      アフターパーツメーカーの多くは作った以上売り切ってしまうまで次作品対策しないところが、マツダスピード品質との違いですね
      かつて、マツダスピードではARCの100mmI/Cのコラボもありましたが燃料カットの問題で見送られたので販売しなかったという話があります

      返信する
  3. masao

    ということは純正エアクリーナーボックスはいわゆるリストリクターの役目もあるんですね。

    返信する
  4. nakamura

    違う、それは完全に間違い。
    リストラクターはあらかじめ絞ることが目的、思考の方向が真逆
    まずエンジンの性能ありきで、次に決定されたのがタービン、次に吸気と排気。
    設計を変えるとそのアンバランスが思いもよらぬ結果を生むという実例のたとえ。

    返信する

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