過去、圧縮値と寿命は密接な関係があると書きました
しかしながら、皆さんが乗ってる7の圧縮は
すでに部品劣化し、規定値を下回ってるのが現状です
一般的に、規定値の圧縮が7もあればOKだよいう言葉を聞きます
ただ、、
30年の整備士歴を持ちいろんな現場、2ローターや3ローターで700馬力を超えるエンジンを作ってきた僕の解だと規定値という言葉は、馬力と年式によって見解が変わります。
たとえば、FC3Sの前期(185ps)で圧縮が下限値が7だとしたら
”圧縮が7まで使える”という意味で、、まさかこれを250PSまで引き上げ
サーキット走行にまでOKか?というとNOです。
整備書の値は、純正であることが基準です
仮にいうならFD3Sの前期が下限値圧縮7.5なら
255psまでの馬力の仕様(だから結局ノーマル車両)で
通勤に使える程度、移動には使えますよという意味です。
下限値という基準ですから移動という目的で最低限度で使える。
ですから
排気ガス装置が付いてることが前提で
みなさんが求める燃費や、ある程度の加速性能を満たす基準として
中村屋では8~8.5以上を目標とする基準を設けています
圧縮8以下でも構いませんが
明らかに、8.5の圧縮を持つエンジンとのトルク差が大きくなりますそれはセッティングの入力値を変えるほどの変化で、下がり続ければ毎月の書き換えが必要?という?理論も成り立ちますが、それこそ不調という状態であるフラグです
そこで、この値を排気ガス装置の正常作動で一定レベルに保つことが大事です
基準は、排気ガス装置が付いてることが前提です
REの寿命や維持において切っても切れない関係
仮に、米倉涼子をコンパに呼んだら、
必ずハイヒールがついてくるように、、です
排気ガス装置は上記リンク先のように、エンジンがより安定して燃焼する環境を提供します。O2センサーによるフィードバックで燃焼状態の適正化での洗浄だけではなく、エアポンプによってポートエアが排気ガスポートに酸素を与えることは排気温度を上げ、EXポート付近の圧縮低下の原因となるカーボン溜まりを作らない作用をも相乗効果として促進させます
(実際にエアポンプが付いてる車両とついてない車両ではローター溝、エンジン内部、カーボンの堆積量が違う)
(エアポンプの作動には制限があり全開時には作動しませんが、アクセル開度と回転がマッチすれば減速時でもいかなる状態からでも洗浄が期待できるプログラムを持っている)
仮に5,6型で56番(失火信号)が出るからP-FCに変えたという流れで導入してるとすれば何かが壊れて失火してる物を放置し、機能していないものを見過ごしていることになり。。。
結果として、圧縮が更に低下し、エンジンの寿命を自分の手で下げていることになります
実際に、サーキット使用10万km、純正オイル使用で中村屋であけたエンジンはこんなエンジンです。
雑誌によくある、”たくさんカーボンがついてますねー”というコメントがありますが
排気ガス装置がちゃんと作動し、ブローする前ならばサーキット走行回数が多くても、10万km走っておいても、下の写真のようにローターのサイドもきれいなままなのです。
反対に、この10万km未満でエンジンを開けてみてこれより汚れていたならそれは機能するべき部品が壊れていたのに、見過ごしていたという事になります。
排気ガス装置がちゃんと機能してるなら、安心が手に入り
燃費や寿命の向上は、皆さんが家族に目麻枠を掛けずにRX-7を維持する事
、、奥さんに叱られる事や廃棄勧告を受ける事を避ける事が出来ます @~@
まだ6万kmなのに、圧縮が8以下に下がってるとしたら、
排気ガス装置がちゃんと機能してるのか?が気になってくるはずです。
もう一歩すすめると!
調子のよい7でのドライブは
離婚の原因を回避もできるかもしれません
家族の為にも、息子の学費の為にも是非、カテゴリシリーズ、”現代の排気ガス装置”をお読みくださいませ
エアポンプのおかげで
家族の愛を取り戻したら、
感謝のメールを、wせdrfgtyhっじゅじきぉ;;@~@
ハイヒール。。。
モモコとリンゴがついてくるのかと思った。。。
つかないw
や◯だ君、座布団全部持っていってヽ( ̄▽ ̄)ノ
やました君?だよね?w?
ということは始動時のみエアポンプが作動するRX-8にとっては
補器類を含めたエンジン全体がメーカーの設計通りに作動することが
圧縮比維持に繋がるということですね。
EXマニホールドを変えたりすると一気に温度が下がりますからね。
結果、気体は凝結します
排気ガス抑制装置って、なんだ?シリーズ1からすべて読ませていただきました。レシプロエンジンの適合をしていた者なのですが、ロータリーの特に2次エアの原理や利点などとても勉強になりました、ありがとうございます。
一つ質問です。最近の直噴ガソリンエンジンでは高負荷時を除いてはほぼ全域理想空燃比でFBコントロールするのが一般的かと思いますが、
もしこれをREでフルコンなどを用いてそれを実現した場合それでも2次エアの仕組みが必要なのでしょうか?もしかしたらREはリッチでないと燃焼が安定しないためにそもそも「常にストイキ」は現実的ではないのかなとも思ったのですが、いかがお考えでしょうか。
中村屋さんのご意見をお聞かせいただければ幸いです。
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blogの排ガス装置シリーズの熟読大変うれしく思います
これからもblogの更新がんばりますのでよろしくお願いいたします
大変申し訳ありません、メールアドレスの記載が間違えていたようでメールが届いておりませんでした。改めてこちらのコメントに記載のアドレスにお返事頂ければ幸いです!お手数おかけしますが、よろしくお願いいたします。