燃料が濃いから絞る?
7のセッティングだけに特化する中村としてこの表現には2つあるとおもう
基本的に年式や走行距離、また消耗部品の交換履歴に見合った燃料で出荷する
まずは本当に余剰な燃料の場合、これは絞る。
が、出荷するときに仕様を聞いて書くので
これに多くの場合はずれはない。
台数が多ければ多いほど外れることがなくなる。
もうひとつは・・・燃えていない場合
多くのセッティングをしてきた中で
全然燃えないから高い回転で回らないという車両があるとする
多くの場合、燃料を絞ってしまうがこれは間違い
燃えていない原因がもし仮に、コイルやプラグ、コードであった場合
プラグやコードを交換した瞬間、薄くなってブローしてしまうからだ。
これが点火コイルだと、癖が悪い
完全にエラーコードを出すほどの劣化ではないが、確実に点火が弱い場合もある
ダイアグコードが出るほどではないが要求電圧が高い領域でのみ、失火する
コイルの特性上高温環境では火花が弱くなりがちで古いコイルほど、
抵抗が大きいコードほど、その傾向は強くなる
(反対に低ければよいという物ではないけど)
そのまま火花が弱いままならそれに見合わせた燃料で打ち込めばいいのだが
高速道での冷却や外気温度の低い季節において
調子がよくなってしまうことがよくある。
この状態で燃料を絞ったまま高速全開で走ると・・・・またもブローだ。
なんか、回転がおもいな、という場合まず燃料ではなく
なぜ?この仕様でこの数値の燃料が燃えないか?考えるべきで
方法として、点火を進めてみるとか(原因がわかったら戻す事!)
点火周り、制御周りを調べてみる必要があることお忘れなく
今年に入ってPFCからEcoCpuに交換するためにまず純正ECUに変えて
ダイアグを見てもらったら
3件ダイアグノーシスコード56番(アイドル失火)つまり点火系統不良
2件ダイアグノーシスコード18番(スロットルセンサー異常)が出ていた報告がある
つまり、PFCのままだと全く気がついていない
(特に中古車で買ったときからついてる人)
時折、純正ECUをつないでアイドリングや軽い走行をさせてダイアグノーシスを拾ってほしい
ましてや、そのままショップでセッティングを取るなんて事になったら。。。
。。。。チェックは簡単。だれでも、特別な機材がなくても調べることができる。
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