この話は、あくまで僕の趣味の世界、空想だ。しかし300馬力は身近にある。
衝突ボディー設計も最新でぶつからない車がめっちゃ速い事に越したことはない
大好きなRX-7より早くて安全で快適ならガソリン2.5Lのターボに限らず、セカンドカーとして2.2Dの選択肢もアリだと思うマツダの初期型スカイアクティブディーゼルは確かにトラブルが多い、しかしその分価格もぐっとお手ごろになってきた。
ディーゼルもガソリンターボも40㎏を超えるトルクを持つがノーマルDATAだとそれを感じるのはあまり無い。あるような気がする?!という印象を与えるだけにとどめている。
スカイアクティブGの2.5ターボは速い、しかし速いと言っても純正のMAPに見られる通り最大トルクの40㎏を感じる瞬間は一瞬だ。初めてハイパワー車両に乗る人にとっても安全で乗りやすく作られていなきゃならないからだ、若い奥さんからお年寄りまでが安全にコントロールできる特性に抑えられているからだ。しかし・・・RX-7に乗る事が多い僕にとってはもう少し『ドラマ』がほしいところ。
・・ここからはもう一回空想だと書いておこう・・
トルクやブーストの管理を一手に行ってくれるソフトウェアは昭和の整備士にとって簡単明確、これならだれでも300Psオーバーを一瞬で叶えることができるだろう、壊さない程度になら(ここが実に難しいポイント)点火時期や空燃比をいちいち走りながら測定して書き込んでゆくという手間なんて必要もない。リアルタイムに与えた目標に自動で合わせてくれる機能があるから300程度までは簡単に設定できる。ただこの先はプラグの交換や吸気や排気のシステムとのバランスや物理制限値を見ながらになるだろう。
Dレンジにいれてアクセルを踏み込むだけでトラクションコントロールのランプが点灯したまま豪快なスタートができるようになる。トラクションコントロールスイッチを切ったらアクセルを戻さない限り、、ああ、これがFRなら、、とため息が出る事、請け合いだ。
ところで本当に面白いのがスカイアクティブの初期型2.2ディーゼル(2012 2013)だ、中古になって購入もしやすい金額なのにこのモデルがエンジンとしての資質は最も頑強だ。中期や後期のようにヒートに弱いという部分は見当たらない。それもそのはずこの初期型ディーゼルのシリンダーブロックはレースカーでも流用されているほど頑丈に造りすぎた唯一のモデルなのだ。
一方、初期型ディーゼルのトラブルで困ってるユーザーがいるのも事実だがリーズナブルな価格でEGR制限プレート(2500円)の改善例やソフトウェアでの改善(40000円)は目を見張るものがある。もう知っての通り初期型スカイアクティブDに煤の問題やカーボンの問題があるがこれらを抜本的に覆しエンジンの潜在能力を引き出すのが現在試験的にリリースしているRECHARGEの改善ソフトウェアだ。この2.2L 2012 2013モデルに限って(アテンザ、アクセラ、CX-5)カーボンの発生を抑えつつ、くたびれていたはずのスカイDに新車以上の瞬発力を持たせることができ、やる気になればスカイアクティブGのターボのようにトラクションコントロールのお世話にならなきゃならない程に豹変できるのは、『栄えある初期型モデルのみ』このポイントは8年前に初期型を買ってトラブルに泣いたユーザーには朗報だと言える。(2.2Dの書き換えでは最大の時の馬力は上がりません)
もう一度言う、初期型ユーザーのみが喜べる事実として本当に本体は強いのだ。
ハード的にもレースカーで使用されるほどのオーバークオリティー部品をふんだんに使ってる、そしてレースにも使える万能のベーシックソフトならではなのだから。
ただ、メーカーとしてフォルクスワーゲン等の失態を出すわけにはいかないからユーザー本意の対策が行えなかっただけだ。
初期型のシリンダーブロックやガスケット等の剛性等がレースカーレベルで作られている事等の詳細を知ったのはロサンゼルスの7Stockに行ったときだった、案外意外でもなく初期型のスカイアクティブDの本体は世にディーゼルの耐久性を立証する為に頑丈に造りすぎていたんだ。
僕と同じく出たばかりのスカイアクティブディーゼルに乗ったユーザー達、夢は持ってもいい。僕たちが買ったスカイアクティブDのエンジンは最高のエンジンなのだ。このエンジンの元凶は煤の問題だが、潜在能力は2.2Dシリーズ最強なんだという事を知っていてほしい。いやもちろん、馬力を上げるためにDATAを改ざんするべきではないし目的でもない。環境に配慮しつつもっとマツダを買った事を後悔したくないから僕はこの妄想を膨らませ、実現したのだ。
いや、まずその前に古くなったアース線ぐらいは交換してほしい。
すみません、2.2Dの追加アース販売の話って無くなったのでしょうか?
追加部のみの販売もするような記事だったと思うのですが・・・
もう少しお待ちくださいねー必ず出します。
浮気はどうも性に合わなくて。(複数台面倒見る甲斐性がないともいう)
ロータリーターボにクリーンヂーゼルターボに高圧縮ガソリンターボ、、玄人受けするエンジンを作るマツダはもっと評価があがってもいいと思います。
いいエンジンなんだけどね。新しいエンジンに取り組んでもいいんだけど、もっと完成度が必要かもしれませんね。