ARCから試作モデル第二号が上がってきました
水温センサー用の1/8PT打ち込みができます。使用する方はイモネジを外して取り付けしてください。ラジエター取り付け後でも『後付け水温メーターのセンサーを取り付けする』ことができます
ハイパワーに備え20年ほど前から、他社ではトリプルターンを起用しています(ARCでも一部トリプルターンです)。
ラジエターの表面積を有効に使い、水の通るチューブを外気で冷やすための時間を稼ぐトリプルターンですが、懸案事項もあります、コアを3分割にした為に水の通路面積が1/3になります。そこで『高回転時における水の通路の確保として50㎜の厚みが必要』になってしまいます。
薄く作るとエンジン低回転(ウォーターポンプ効率の低い領域)では抵抗になり流量が思うように稼げず、高い回転では通過抵抗によるキャピテーションやエア溜まりが発生しやすくなることも懸念されます。だからといって50㎜の幅にすれば水の通過抵抗を下げ内部側の問題の解決はしますが、取り付け角度が直立タイプではないFD3Sの場合、走行風が下へ流れてしまう事、厚みが太くなると裏側へのヌケやインタークーラーとのクリアランスが少なくなる事、重くなる事、、改善をする為にはどっちかを立てればこちらが立たずという図式です。メーカーの厚みはシングルターンながら、しっかりテストされて24や26㎜という薄型です。
更に50㎜を入れるべくアッパータンクを作るとたくさんの弊害が発生します
買って取り付けようとしたらかなり強引に取り付ける事になってしまう例もあり、ボディーに当たり穴が開くという事も懸念されてしまう。
タンクが大きいと大事なコアと密着せず、そもそも隙間が出来てしまう
と、分厚い事がよかった昭和に別れを告げ・・・
・・・真ん中をとってコアサイズ36㎜にしました
アッパータンクもロアタンクも内部のコアと変わらない大きさになっており取り付けも楽なはずです。
水が一気に流れるシングルターンです。トリプルターンに比べて3倍の通過面積があるのでエンジン回転数が低くても水の通りやヌケが一気によくなります。
過去のARCで作られていたシングルターンモデルでも十分に冷えていたのですから、もうひとひねり工夫を加える事で価格を抑えたまま冷却水の通りを変え、車両導入口からの走行風を無駄なく使用するラジエターへと深化させました。ARCのスーパーマイクロチューブ(インナーチューブ)は内部に幾層の管を構造しているため、優れた耐圧性も持つので通過時間が短時間でも走行風が当たり効率的に冷却水を分布させ水温を引き下げます(FC3S、FD3Sともに同じRECHARGE特別設計)
このモデルはトリプルターン方式ではではありません、従来からあるシングルターンをあえて用いる事で圧損を引き下げつつもアッパータンクに内部加工されたセパレーターにより高回転においての通水路分布を一定に保つことができます。
純正のラジエターが10万円を超える定価になったいま、私も愛用し25年経っても穴が開かない特殊なアルミ素材を用い、外傷や衝撃による水漏れを起こしにくいARCのラジエターを118000円(20台限定)でそろそろ販売予定です。アノ商品も既に販売開始していますよ
新製品は、まだまだ続きますよー。
来年のパシフィコ横浜では大きめのブースで待望のGCG新タービン(FD純正高耐久低価格版&FCビレットハイフロー)のお披露目とGCG社長による高耐久ターボの機構説明、ARCの(FC,FDそれぞれのI/C&ラジエター)新製品ラッシュに伴うARCの技術者もしくはARC社長によるプレゼンテーション。電子パーツはデジタルダイアグチェッカー、デジタルスロットルセンサー、最速の吸気温度センサー(FC&FD)RX-7に設置する新設OBD2によるメーター表示等を行う予定で
RACINGBEATからは、SA22C FC3S FD3S 初代RX-7からの3兄弟のRACINGBEATマフラーの展示販売等、盛りだくさんです。
2月20日から行われるノスタルジック2DAYでの、展示車両はFC3Cのカブリオレ(かっちゃんごう)とFD3S(MY7)を予定しております。
ほしい~限定販売なのが不安です。正確な販売日時の案内は、BLOGでありますか?反響が大きければ追加販売もありますか?
待っていました。いよいよ発売の目途が立ちそうですね。ぜひ購入したいです。
出す前に売ってくれメールが届いていますが、もうしばしお待ちください。通販でおこないます。今回のロットでは10、来月のロットでは10という順番です、というのが、、
まだ、FC3Sのインタークーラーが間にあるんですよ。
ARCの開発側は大忙しになったはずです。
> ARCの(FC,FDそれぞれのI/C&ラジエター)
おや、FC3SのARCラジエターも出るんでしょうか?
純正品が30年になるので、さすがに交換したほうが良いかなと不安になっていたころです。もはやFCの新品の選択肢はKOYOさんぐらい(KOYOさんのも良さそうではあるのですが)かなと思っていましたが、20年上いける品質があるARC製品が出るのであれば、これもとても魅力的です!
水の入れ替えが伴うラジエターは車検時などのタイミングに合わせたいひとも多いでしょうし、インタークーラーよりは初速の動きが鈍いかもしれませんが、きっと数は同じぐらい出るのではないでしょうか。
「出す前に売ってくれメール」はきっと、「赤字にさせないからロット作ってくれ」というエールなんだと思います。そうはいかない理由も現実もあると思いますが、気持ちは自分もわかります。
これからも魅力的なものを作り続けてください。
もっと、本質を見極め、魅力的になりまーす。
ARCラジエーター&インタークーラー欲しい!。
来春の車検になんとしても欲しいところです!。
全種類、皆さんのお手元に届けるよう計画しています。