レシプロエンジンって、上死点前に点火することがほとんどですが、REの場合は上死点後、すなわちピストンが下がり始めたときに点火させています。
その理由は動画を見ればわかると思いますが、T側のプラグホールの話の中で軽く補足しておきましょう

動画の中ではT側はアペックスシールによって蓋をされると表現されています。アペックスシールが大きかった6㎜時代の10AコスモのエンジンのT側プラグホールの大きさは4.2㎜ですが、アペックスシールが2㎜と薄くなったFC3S、FD3SのT側プラグホールは4㎜と、わずかながら小さくなっています

このT側のプラグホール、大きくしたらもっと燃えるのでは?と思うのは整備士ならだれでも思う事ですが、役25年ほど前に
4.5㎜や5㎜という穴をあけて広げたことがありました。残念なことにこれは500馬力を超えるフルタービンサイドポート車で行った時の話でしたが、体感はもはや不明、トルクも変わったのか?とシャーシダイナモで検証したかったものの、あまり効果が出たとはいえす、、
当時のシャーシダイナモと言えば今、RECHARGEで使ってる環境温度を合わせるとか吸気排気を分けるというシステムでもなかったために測るたびにわずかずつながら誤差が多かったのも事実ですが、あまり効果があったという実感はありませんでした

T側のプラグホールにクラックが入ってるのを発見してしまいました。
ただしこれが当時の技術が未熟でプラグホールにクラックが入ったのか?プラグホールの穴の拡大によるものであるかは定かではありません。
そもそも、30年ほど前からブーストは1.8㎏/c㎡、550馬力オーバーという馬力であったため、それが原因かもしれません。当時は今のような精密なセッティング機材や精度の高いデーターロガーが無かった時代、排気温度と排気圧、A/Fと、整備士のカンでセッティングしていた、わけですからノッキングを起こして割ってしまったのかもしれませんね。




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