ツインターボのコントロールで、ツインターボになりっぱなしでシングルに戻らないという症例がおこっていたRX-7が入庫した
専門店で作業したようだが、どうにも一旦ツインに切り替わるとシングルタービンに戻らないという摩訶不思議な状態だった
原因はコレ。
ACVバルブの上にある、TCNT 3wayバキュームソレノイドであるべき箇所のソレノイドが2Wayソレノイドに勝手に変わっていたのだ。
この回路図を見ると分かるが、ターボの切り替えは負圧のバキュームと正圧(加給)の圧力の2つで開け閉めを行っている。
なぜ両方つかうか?って?それほどツインターボへの切り替えと、シングルに戻すときの作動にはそれぞれの力が必要なんだ。
そこでだ、さて、下の図を見て仮に黄色い輪の中のソレノイドが2Wayなら、、、なにかわかることはないだろうか? こういったトラブルを考察できるなら確実にツインターボのトラブルは治せます。
(東京大学RE工学部2012入試問題)
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