デジタルスロットルセンサー セカンドピニオン

執筆者 | 3月 25, 2020 | 作るしかない?リビルト? | 4 コメント

オリンピックが延期だそうですが、トヨタだけじゃなく、マツダ、各社の物流が止まっています

DTSの大量注文が入り在庫が品薄になりました。
次回ロットは200以上の注文いただかないと生産のロット数が成り立ちませんので予定がありません。
PL法や法律を含め倫理上、最低6年以上とか在庫を持つ必要があるので、売ることができる数が少なくなっています。(ベアリング等リンク補修部品、規格品は十分在庫があります)

そして、、明日か明後日には新商品が出されます。
純正より安くて、遊び心もあるものです。

それと・・・

 FC3SのDTSが海外で作られ始めたようです。

このセンサーがどこのセンサーであるか、何に使われているセンサーは購入者にとって大事な事です。安心の日本製もしくは海外のボッシュ等の製品なのか?によっても、購入者は買うか?買わないを判断するでしょう。もしかしたら安いコピー製品かもしれません。

しかし、このセンサーを作るには多大な資金と努力がある事を実際に経験した私は知っています。FC3Sの過渡特性のナローワイドのデーターをデジタルセンサーにインストールし数カ月の実用テストにも耐えなくてはなりません、(温度、湿度、振動)もしそれらのテストを経て実用レベルまで来たとするなら、FC3Sのユーザーにとって煩わしいスロポジチェックから解放されることになります。このセンサーが鉄板である限り走行中にトラブルが出た時に数ある劣化個所の中から一か所だけでもOKサインを出すことができるわけです。(エアフロ、ポンプ、レギュレター、インジェクター、圧力センサー、等)そういった30年を超える部品の中からの鉄板判定、、、、それはFDのDTSを含め今後数年はかかるかもしれません。FC3Sのスロセンのように在庫がある場合、トラブルが出た時に元に戻すができればとても楽な話ですが、FD3Sのような場合は新車と同じ形状の新品の純正がありません。あると言っても新車時の形状のように簡単に変えることができるモノではなく、サージタンクを外してスロットルリンク組み換え作業や冷却水のエア抜き、劣化したメインハーネスの切断、配線の半田を伴う訳ですからその作業には整備士のスキルによっての出来栄えや配線ミス等いくつかの懸念が出ると、鉄板商品に成り得るにはやっぱりソケットONの純正形状を取り戻すしかないと言えます。CSから聞いた話では前回のスロセンは大きさがネックとなり前期モデルが対応しなかったので次は逆方向に取り付け今年の春に出そうとしたら今度はオイルエレメント方向への邪魔になり更なる資金ぐりにも苦戦しているようです。(新たに新規でセンサーを作るのではなく二年前に仕入れた2極センサーを売り切る必要があり定価と工賃は上がってしまう)

FD3Sのスロットルセンサー欠品から、かれこれ3年になります。

 今度こそトラブルを引き起こす要因を排除し忠実に作っていただきたい。いろんな関係各社に協力を求め情報も共有し誰もが認める純正品を胸を張って出してほしい。

ただもし、また過去の様な手間のかかる物を出すのに費用と手間をかけているとするならその前に、代替のないFC3SのACVの再生産に着手していただきたい、いまはまだ車検の問題は何とかなるかもしれないがFC3Sの制御においてACVはREのエンジン寿命に大きくかかわるものだ。また水面下で門田になっているマツダが作った13Bリビルトエンジンでローターハウジングに巣穴があったまま使用し短期間でまたも水喰をして困ってるユーザーに助け舟を出してもらいたい。(分解して巣穴出荷のあった水喰エンジンに関しては出荷からせめて5年保証、昭和の頃のように永久保証だなんていわないただ、100万円近くも出して修理して5年後にまた水喰だなんて)。いやいや大きな話じゃなくていい、小さいものだとFDのナンバーランプの透明なカバーを出してもらいたい(これは割れていると車検が通らないのに欠品してる部品)

PF活動の中でSNSやイベントで『REという文化を継続』を信じ、 『ただ、SNSで情報を集めるとか声を届けるだけじゃ結局以前のように、作ってほしいものと違うものができてしまう現実』 があった、そこで去年から高額出資を行い実際にパーツを作りこういったPF活動にセカンドピニオンで実際に物を作って市販するという方向性を持った風(海外や国内でRE保全部品生産)が吹くことに期待し、今後も実際に活動しそれを推進してゆかねばならない。

この世はデジタル化が進んでいくように、古い車でもdigitalが正確で長持ちするならもちろんどんどん進んでほしいと思います。もしかしたらそれは今はまだ受け入れられないかもしれない、高齢者や一部の人がガラケーを好むようにアナログを愛しているように。でもスマホで人の生活が変わり楽で楽しい生活をもたらすのもまた事実です。

まだまだデジタル化に開発費は必要です、いや、、誤解をしないでほしい、デジタルセンサーを作るための会社ではなくユーザーのREを残す為に必要な会社であるべきだと思っている。今回のDTSや通販の販売で得た利益をどうするか?それはもちろんユーザーへの還元。これは10年前からりんくう7DAYをやり始めた時から変わらない。一つの目標としてFC3Sのユーザーが必要なACVはちゃんと作る。予算はdigitalthrottlesensorより多く1500万円を超えるがDTSのように時間をかけてでも作る、それは使命だと思っている。(まだ予算が足りないだけだw)

それと、新商品デリバリーの方法やいろんな会議、『レーシングREの語り部』イベント等の事を考えると場所が狭くなってきたので、、、

移転先の改装に入っています。

 お金はかけられないので、
 自前です

高齢化した親父に頼んでやってます。
すると、リタイヤした大工とかも連れてきて・・・

 ・・軽い大工の同窓会・・

 ケガさせないように、親父の友人にお願いしてますw

中村屋という名前は親父の工務店の名前から引き継いでいました。

基礎も打って屋根付きの駐車場を拡張してもらっています

大きな引っ越しは来月に控えています

今後もRX-7の維持に必要な情報や、いつも大赤字になる7DAYやロータリーのイベントでも行ってきましたが、その苦労こそが実績と結果をもたらします。そしてこれからもREの文化貢献を率先し、必ず行ってゆきますので是非これからも応援してください。

 

4 コメント

  1. 佐藤正憲

    海外のFCスロットルセンサーの件を詳しく。。。wktk

    返信する
  2. 店主

    興味あるでしょうけれど、まあ待って。日本で売るにはまだ不確実なところがあるので。

    返信する
  3. ぽん

    移転するんですかΣ( ˙꒳​˙ )!?

    返信する
  4. 店主

    今の拠点とは車で10分ほどの距離ですが、バイパス出入口から500mとアクセスは楽になります。

    返信する

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