吸気温度の話

執筆者 | 4月 20, 2010 | インタークーラー | コメント0件

FD3SやFC3Sの燃費効率向上についての考察していますが・・

p1

質問があった件についても解答しておきます

昨今、再び吸気温度の問題が無視されています
むき出しエアクリーナーの装着車両が増えています

”短い走行距離なのにブローの原因の多くは吸気温度”

いいぇ??僕のはインタークーラーが前置きだから、大丈夫。
大きいインタークーラーだから大丈夫。
Vマウントだから大丈夫。

人それぞれ言い分があり、ちょっと詳しくなると
パワーFCで、吸気温度を見たら全開で70度だから大丈夫。

・・・・・・・・・・・・・

ただ、”このインタークーラーにすれば確実に冷える”と説明されて信じるしかない素人さんに一言、言って

”壊れやすく燃費が悪いRE”の汚名を返上したいだけなのです。

・・・・・・
大きいインタークーラー。
10年前、3ローターや2ローターで最大馬力を繰り出していた頃既にエアクリーナーボックスの装着は当たりまえでした。

ですが、最近どうも”むき出し”のままボンネットをあけてシャーシセッティングして(現実以上に冷えて外気を吸えるから)、ボンネットを閉めて実走することで、セッティングした状況とは変わり、吸気温度があがり、エンジンにストレスを貯めて、早期エンジン磨耗、熱害による早期センサー不良等を引き起こしてる事が多いと思うのです。

過去10年前はそんなこと、一流チューナーは許さなかった
また、一流チューニングショップの”現場”が、許さなかった。

このチューニングカー不況により多くの”無名の有能な現場チューナー”が退職を強いられました。彼らは多くの経験をつみ、修羅場をくぐってきた唯一の生き証人です
そりゃ年齢もイキます。家族も増えるでしょう。必要な所得も増えてるはずです

”残念ながら、エンジン効率を重視する彼らは企業にとってはカネにならない悩みの種です”

深い意味があります。

客に無償でアイデアを提供し、無償でエンジン効率を上げる反面、時間給の低下
顧客とのスキンシップが進むあまり、エンジン耐久性を上げすぎて営業回転の低下
経営に口を挟む、顧客のクレームをなんでも無償で受ける、原価&単価&利益の無視

エンジニアという生き物は、そういう生き物なのです。
またそういった彼等こそ、当時の完全に揃わないデーターや工具で当時を乗り切ったヒーローです。また彼らがいたからこそ、現在の基礎が出来たともいえます。
が、10年前はそれでもなんとかブームに乗ってやりくりできました。

今は違います。と、同時に有能なエンジニアがこの業界を去ってゆきました。
関西でも関東でも、いなくなったお気に入りの現場技術者がいるはずです

これがある方への質問の答えです

ハナシを元に戻しましょう
むき出しにすると
エンジンルームの温度が80度もある空気を吸っても膨張しきった空気です。
体積は温度によって熱すると膨張して内容物(燃焼に必要な酸素)が薄くなりますよね?

そんな空気、0.2kg/c㎡に圧縮しても、、実際には”燃焼に必要な酸素”の量が、常温時の0気圧の量に戻るだけです

ですから
圧縮して0.3kg/c㎡になったときにようやく
”純正タイプの外気を吸えるように作ってる車両のブースト0.1kg/c㎡の内容量と同等”である考えても差し支えありません。

外気温度が20度であると一回タービンが回るだけで吸える酸素の量が20個とした場合、
外気が80度近くあると一回タービンが回ってもすくえる酸素の量は16個です。

同じ酸素量を得るためには1,2x1,2=1.44倍回転数を上げなければなりません。必然的にタービンのオーバーレブを引き起こすと同時にエンジンの排気圧も上がり吸気温度も高く、ノッキングも起こりやすくなります。タービンの寿命も1.44の二乗倍に落ちます。

前置きやVマウントであっても、クリーナーがむき出しタイプではタービンの回転数を下げることやタービンの保護が出来なくなります。
タービンの後のことが優先され、タービンに対しては、いえ、結果的にエンジンにも無理をさせています

エアダクト等を100%確実に作りこめば回避できます。ただし、ジャバラ等で導入させようとしてもほとんど効果はありません。吸い易いほうから空気が入り仮に隙間から多量の冷気を入れても雰囲気温度で相殺されてしまいます。

また、純正のセンサーで吸気温度を表示させても反応速度が遅くインマニの雰囲気温度を測るようなもので、あれは、純正インタークーラー仕様や、純正のエアクリ、パイピング、吸気通路でこそ有用設計され、反応が遅い事を見越してCPUはセッティングされています。

ですから、この通路や設計、目標馬力がかわると反応速度の問題や絶対温度であるか?が露呈します

この増量幅は非常に大きいものです
特に馬力が上がるとその幅も”反応遅れ、実温度ではなく相対温度であることを補正できないほど”広がります。

これを熟読して理解すれば確実に熱効率が上がり少ない燃料で馬力を上げることが出来ます
熱として破棄していた分、トルクに変えますので水温も下がります。

さ、あなたもエアグルーブを買いましょう!・・・??w

    え?ナイト信者かって??いえ、良いものはよいのです。

               ただし、

ちょっと待て!あなたの車は何馬力欲しいのですか?
340馬力なら5型の純正インタークーラーで出ます、って!!
また、その馬力なら純正交換タイプのラジエターで十分で、

Vマウントに比べたら費用も格安で軽量ですよ!・・・・・・・・・・・・・と、言いたい。

↑
これが言いたかった。www

言い方を変えればz・・・Vや前置き用のエアクリボックスを作れば確実に売れますね!

ちなみに、ちゃんとついてます?インタークーラー

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