FC3S メータリングポンプの謎

執筆者 | 1月 15, 2020 | メータリングオイルポンプ | 3 コメント

故障していたのは、確かにメタポンでした。ドライブモーターのフィールドコイルから錆びて金属の粉がでていました。

ところが、メタポンを交換してもダイアグチェック項目が消えず、フェルセーフに入ります。
交換して動いてるはずのメタポンが作動していませんでした、となると配線か?CPUです。

 基盤のドライバーが焼けていました。
 コンデンサーではなく、ドライバーのオーバーロード。

おそらくメタポンが壊れた後、。錆びたメータリングオイルポンプを動かさそうとしたのせいで、CPU内にあるメタポンのモーターをドライブするためのパワーアップ(パワートランジスタ)が過負荷でオーバーロードしてしまったせいだと思われます。

CPUが古いというより、新車登録後、30年の補器部品が招いたトラブルでした。FC3S、FC3Sに関わらず起こりうる症例です。

3 コメント

  1. 小野寺

    前に、18年経った三菱の軽のISCバルブが不良でECUのICが焼け焦げた事がありました。
    ECUに電源行かずエンジンかからなくて原因を突き止めるの大変でした。

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  2. 店主

    エンジン側のデバイスが壊れると、芋づるで壊れちゃいますからね。

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  3. さいたまの44歳の整備士

    自分も日産ディーラーで働いてる時にQGエンジンのAACバルブにスロットルの冷却水が漏れて、、、

    ショートしてECMとハーネスから煙出たのが何回かありました。

    その後電スロになったので同様の不具合は無くなりましたが、、、

    アクチュエーターの不良でコンピューターがダメになると電源も入らなかったりでホントの原因が掴めず修理が大変ですね(´×ω×`)

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