フィードバックエリアでなくても、燃焼室のクリーンアップは行われる

執筆者 | 12月 28, 2018 | よみがえろ!圧縮, 排気ガス抑制装置って、なんだ?, 排気も、システムだ! | コメント0件

RX-7は既に20年を超えています排気ガス装置が古くなり作動不良を起こすとカーボンは、確実にローターハウジングを汚し圧縮を下げますと、過去のブログに説明しまいた

反対に排気ガス装置が正常であってもそのタイミングや点火時期、噴射時期のコントロールによってその効果は変化します。特に排気システムの変更によって排気後の負圧は変化しますからそれに対応する制御の変更も必ず必要になります。

上の動画が基準ですが、下の動画は少し違います。より適正な2次排圧を持ったマフラーとコンピューターによる制御によってはそのプロセスは進化します。最大限にその効果を引き出す事が出来れば、排気後の負圧を使って燃焼室内部までの洗浄(酸化)によって劇的にエンジンの寿命を引き上げ、圧縮を回復させることが可能です。

動画のおわり部分がほかと違いますがこれこそがカーボンによるエンジン摩耗に大きくかかわるな部分。

これが正常に行われないとG-FD3Sシリーズでは56番失火信号が出ます。
エアポンプとACVの正常作動と、排気ポートの負圧の確保は重要なファクターになります。

が、砲弾型のマフラーの構造は最も負圧が発生しない構造で高回転の馬力を重視していますので、低域やフィードバック領域においては制御しずらい物理要因を持っていることを知っておきましょう。

 レモンバルブや宇宙船バルブの、ACVの不調は熱間再始動になる場合もあります

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