さあて、元気よくいってみよーNo2!!
走り出す前
さっそうと、朝一本目、走り出しました
あれ?
白い787Bが。
かなり遅れて走っています。
ペースが上がらない787Bに、オーバーヒートのトラブルがあったようです。
787Bをピットの戻し、
エア抜きを懸命に行います
エンジニアも、まさかの問題に少し戸惑っているので
手慣れた枯れた整備士2人が手を貸します。
エンジン本体に問題がなければよいのですが・・
こういう時に星野さんは冷静です
767より787の方が冷却水通路が長いのでエアを抜くのに手間取ります。
メカニックと相談して、残念なことに本日の走行はしないことになりました。
ご厚意に、787、767のデーターを預かりました
整備書が、、787ですが・・
面白いものを見つけました。
767の整備書の写真が・・・
星野さんの767Bです。
これはみんなで笑って盛り上がりました。
トラブルを察知した時、私たちはアメリカの若いエンジニアに割って入って作業したことによって彼らのプライドを傷つけたかもしれません、しかしあの時私たち2人が守るべき最優先は787Bであったと確信しています。初期治療が遅く間違っていれば確実にR26Bのハウジングを熱で曲げてしまうことになったのです。そしてそれこそが最も懸念されるべき問題で、北米のエンジニアは後悔してしまうことになっていたでしょう。
右に写ってるエンジニアは日本電装の制御に詳しくはないと言っていました。僕たちは小早川さんを通じて北米のエンジニアと情報を共有し、日本電装の4ローター制御をより深く共有しませんか?と呼びかけています。
それはマツダの歴史的な構造物を文化遺産としてとらえているなら私たちは同じ志を持っているはずなので自前で北米に私たちは向かいます。
未来に残すべき貴重な4ローターエンジンですからね。賢明な判断だったと思います。
そうだと、信じています。枯れた整備士の代表として。