早いもので今年もRINKU 7 DAYが近づいてきました。数年前から出席させていただき、多くのRX-7ファン、REファンの方々と交流できることを本当にうれしく思ってきました。
今年からは「りんくう」ではなく、兵庫県の「セントラルサーキット」で開催されることになったので、限られた時間、またあくまでも「安全走行」が必須ですが、参加される皆様にこれまで以上に楽しんでいただけるイベントになるものと確信するとともに、このような集い、イベントはまさに「クルマ文化」そのものであり、ますます盛んになることを期待しています。
今回は1960年代から70年代にかけてマツダモータースポーツ活動の中核を担われ、後日はユーノスコスモの開発主査や商品本部の副本部長も務められた山本紘さんをメインゲストにお迎えすることになりました。当時の山本さんの貴重な資料をベースに『初期のマツダモータースポーツ活動の記録』(仮題)として三樹書房から本の出版が計画されており、目下その本を執筆いただいている元コスモスポーツオーナーズクラブ会長の松田信也さんにMC(司会)をお願いして当日午前中に山本さんを交えたトークショーを開催するべく準備中です。
更にRX-7、ロードスター、ルマン勝利などに大きく貢献され、現在は「山陽小野田市立山口東京理科大学工学部教授」の貴島孝雄さん、元マツダデザインで貴重な役割を果たされ、近年はマツダ車の数々のイラストを描かれている中島美樹男さんなどにもご参加いただけるので楽しみにしておいてください。
また20年近く絶版となっていた『ロタリーエンジンの20年(開発初期の経緯とその技術的成果)』ですが、RE開発四十七士の一人で、その後専務まで務められた達富康夫さんの山本健一さんをしのぶ巻頭言も加えてRINKU 7 DAYに間に合うように再刊されることが決まり、当日は他の書籍と共に三樹書房・グランプリ出版が出展されますので、それもお楽しみに。
一点つけ加えておきたいのは、RINKU 7 DAYや去年星野さんによって修復された767B活動は中村さんをはじめとするRX-7、REファンの方々のボランティア活動である事に言葉では表せない感謝を感じるとともに、高額なマツダCカーを走行できる状態での維持と様々なイベントへの参画等は非常に純粋なものであることを皆さまにもご理解いただく事が必要だと感じていることです。
歴史あるMAZDA767Bの維持や改修、ましてや30年をも前のレースカーを実際に走行となるとピット現場での整備士確保や一見当たり前の消耗品であるタイヤ代やブレーキパッドでさえも相当な金額になる事を91年のルマンで指揮を執らせて頂いた私は良く存じております。
今年はRX-7の維持に必要なパーツフェニックス会議を今までにない形で行う予定です、ここでの詳細は公表できませんが是非ご期待ください。
※100台限定の早期割の受付は終了しましたが、まだ申し込むことが出来ます2018年りんくう7DAYのリンクはこちらです
お疲れ様です。これは益々楽しみになってきました。当日はよろしくお願いします。
今年の配列は隣同士を広めに止め、ナナメに止める形式。ぎゅうぎゅうではなく自由度の高い配列です、インスタ映えもよくなるよう努力していますよ。
今年のメインゲストが山本紘さんとは!
コスモ乗りとしては必ず行きます!楽しみにしております!
サプライズですからね♪
りんくう7DAYはいつの時も、いつまでも作ってくれた開発者の皆さんや我々ユーザーとの懸け橋であります。