『元マツダデザインの中島美樹夫さんとは近年各地のマツダファンイベントの展示会場などで頻度高くお会いするとともに、その作品のすばらしさに感銘、津山で最近まで棟方志功美術館の館長をされていた松田信也氏や、ドイツで間もなくロータリー車を中心とした博物館を開設されるフライファミリーなどへのご紹介をさせていただいてきましたが、今回りんくう7DAYへのお誘いに成功したことを心から喜んでいます。中島さんの経歴は添付の通りですが、その作品はいずれもマツダ車の魅力を実によく表したもので、マツダファンにとって本当にうれしいものばかりです。当日はMZレーシングのブースで作品の販売も行っていただけることになると思うのでどうぞ楽しみにしていて下さい。』
今年のりんくう7DAYにお越しになられる中島美樹夫さんをご紹介いただいた事で、もしかしたらなぜ小早川さんがりんくう7DAYに中島さんをご紹介いただいたか疑問に思われる方もおられるだろう。
それは、下の写真がすべてを物語る事になると思う。
原寸大デッサンをしておられるのが中島さん(右)
そう、小早川さんがお伝えしたようにSA22Cのメインデザイナーであったお方なのです
恥ずかしながらこの僕も昨日の1時間にも及ぶ会談のなか、新たな事実も判明しました
原寸デザインのSA22CモデルのデザインのF周りにふくらみがあります、後にこれはこれは中島さんの初期デザインから離れるとしてリトラクタブルに変更を要望したところ数々の難関を乗り越え、SA22CはもちろんFC3S、FD3Sにつながる、いわばRX-7シリーズの顔を作ったお方なのです。
いわゆる、販売会議においてRX-7に無くては語れないリトラクタブルを勝ち取りいまのマツダデザインにつなげることに尽力されたお方であると言えます
昨今のマツダファンフェスタで水彩画を展示されていることで知っている人も多いかと思いますがなんせ、RX-7デザインの礎を作り上げた方今後の是非りんくう7DAYに来ていただきたいと思いますね!
中島美樹夫氏略歴
1950年 東京で生まれる
1971年 育英高等専門学校工業デザイン学科卒業、東洋工業に入社
初代RX-7、ユーノスコスモをはじめ、マツダの内外装デザインを手掛ける
1990年 マツダR&Dセンター横浜に異動
アドバンスデザインに従事
1995年 マツダの協力会社トーヨーママテランに出向
ユニバーサルスタジオジャパンなど全国の公園施設の景観デザインに携わる
2000年 マツダデザイン本部に帰任
ブランド戦略、デザイン戦略に携わる
2010年 マツダを定年退職
フリーランスデザイナー、水彩画家に
作品、展示など
2012年以来のマツダファンフェスタの公式ポスター
各地のマツダファンフェスタでの作品展示
万年筆とモノ・クルマなどの関りを描いた水彩画展
「クルマと過ごす日々」(岡山津山棟方志功記念館、広島)
この絵はWさん(元マツダ設計部長~マツダ会長)の著書『車づくりの光と影』の表紙のために、Wさんから依頼されて中島さんが描かれたものいです。
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