エンジンが冷えてるときにCPUで自動的にアイドリングをあげている事は皆さんもご存知。
多くの場合、このスプリング付のプラスネジを、緩めるか、締めるかで調整が終わってしまいます
スプリングを伸ばす方向に緩めるとファーストアイドルは高くなります。
締めると、サーモワックスが伸びてる(水温が高い)と同じ判断になり、ファーストアイドルはひくく短くなります。
(少々水温が下がってもファーストアイドルアップ量が減ります)
と、同時にそのスロットルセンサーの位置、と水温、吸気温度によって
”あ、エンジンは完全に冷えてるから、より多くの燃料、を入れて冷間ファーストアイドルアップしよう”
と、CPUは判断するわけです。
また、この位置がおかしいと、ファーストアイドルが不安定にもなりえます。
では、実際の動きとは??
ですがCPUだけであげれる幅はアイドルスピードコントロールバルブの性能にかかっており、冷えてるときにあそこまであげることはできません。
そこでその上がり幅が足りないとき、また多い場合に調整するのがこの装置、FDならエンジンルーム助手席側のオイルエレメントのうえにこんなネジついてるはずです
見えにくいので、スロットルセンサーもはずして作動を目視で確認してみましょう。
どんどんはずします
これがその全容です
スプリングネジでの調整が2つになっていますね
これはあとで説明します
温度が上がってサーモワックスが伸びるとカムが外れてスロットルがしまり、基本アイドルに下がります
オイルエレメントの上にある手で簡単に調整できるネジ
エンジンルームに手を突っ込むだけで誰でも簡単に触れますね
緩めるとファーストアイドルが多くあがり作動時間も調整でき、作動する水温をも下げます、普通はこのネジで十分調整ができますのでこれをいじってください。
ちょっと調整しにくいですが、これはどのぐらいあけておくか?をさらに大きく変えるネジです。
1500回転しか上がらないのをもう少しあげたいとか
写真で見たとおりです^^;
水温があがり、カムが離れた状態ですね
水温があがっても、ここまで極端に離れる事はありません、例です
水温が下がり、カムが乗って基本アイドリングをあげていますね
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