古くなったロータリーエンジンの圧縮低下の原因のひとつに、オイルジェットの問題があります
この作業は一日以上かかる場合がおおく、同時にメータリングオイルポンプの交換が含まれると2日かかる場合があります。

しかし、その効果は絶大で7.5近くまで低下した圧縮は8.5以上にまで戻り、しかもその後低下しないという報告もあります。
この場合の圧縮の変化の理由は簡単で、排気ガス装置の不調や取り外し等で15年20年過ぎたロータリーエンジンの追加されるべき、オイルがオイルジェットの部分で詰まり、圧縮低下を引き起こしていたという事になります。

フィードバック走行でも戻らない圧縮の低下がアペックスシールの摩耗であるか?オイルジェットの詰まりであるか?の判断はここで見出すことができるだろう、しかし。。。

作業の困難さを物語るのが、まずこのオリフィスの存在だ。
カーボンブラスターで洗浄することができればいいのだが、さすが30年。完全に詰まってしまっていると抜くほかない。

オイルの通りが悪い時に、この真鍮の金のオリフィスを抜いて交換という離れ業をしなければならない。

マニホールドが付いたエンジンルームでこの『金のオリフィス』を抜くのは相当リスクが伴う。浅い考えで抜こうとしてはならない、失敗すればエンジンの交換が待っている。サージタンクを外して、オリフィスにネジをねじ込んで抜く。、これが難しい最初の一撃でネジだけ抜けてしまう事もある、そこでハンマーでドライバーを使って一撃して振動させて固着を解くのがミソ。
部品代が高騰しオーバーホールが高額になる中、ひとつの手として。
こういったエンジン本体の改善や改良、修理だけではなくRECHARGEのではFC3SやFD3Sのパーツを作って販売しています。
ターボチャージャーや、carbonintake メタル触媒等も販売が開始されています。


通販チャンネルをご覧ください。

ショップのOHエンジンだから詰まってるんだろうな…
遠方なので、お願いするには宿の準備が必要ですね笑
昨日は、オイルジェットの洗浄有難うございました。
かなりの汚れ、カーボンがどろどろ、ゲロゲロと出てきてびっくりしました。
このデトックス効果で今後もこのREを調子よく保てたらと思います。
今後ともよろしくお願いします。
ここにたどり着いた事も凄いが、エンジンを下ろさずに直してしまうのも、
これまた凄いに尽きます。 頑張って貯金しまっせ!(^_^;
一日で行い、必ずその日のうちに乗って帰れれるように準備と練習を重ねてきました。仮に抜いて交換になっても必ず乗って帰れるよう、遠方からのユーザーの為に作業精度を上げておきます。