フルタービン+純正エアクリーナーBOX+DTS+Ecocpu-Vインプレ

執筆者 | 10月 24, 2019 | お便り インプレ | コメント0件

お世話になります@@です。ただいま無事帰宅しました。少しだけ長文になるかとおもいますが純正エアクリーナーBOXを装着した帰り道のインプレッションを聞いてください。
まず、中村さんが最初乗られたときにお話してくださった乗りにくかった強化クラッチミートについてですが、純正クラッチのごとくミートが楽になりました。エンジン回転をあげなくてもスッと発進でき、なおかつシフトチェンジ時もギクシャクすることなくトルクがついてく為、乗りやすさは純正そのものでした。店長が言ってくださった『まるでふつうのエンジンの車が工場にはいってきたみたいに静か』、というのもエンジン始動しているにもかかわらず雑音??のようなものが以前のエアクリーナでは響いていましたがもはや皆無です(笑)

むき出しだったのでしかたないですが純正ボックスはエンジンの振動がすくなくなり、まるで直6エンジンのような発進のスムーズさでした。帰宅はすこし遠回りをしたりして大渋滞にまきこまれてしまいましたがまったくなんともなくなりました。渋滞時、以前は電動ファンが回ったのがエンジンのハンチングによりわかっていたのですが

全く何回まわったのかわかりませんでした
ハンチングもなくアイドルも安定しており

坂道にもかかわらず、ぐいぐい登るし以前より楽にペダルにあしをおいておくだけでFDが前へ前へと行くので楽しくてしかたがなかったです。Eco cpu-vとDTSの組み合わせの最強さが今回純正エアクリーナーボックスによりさらにもっと最強になってしまいました。最後の仕上げや、手直しするところ、おいしいとこは自分でやってみてーと言っていただいてほんとうにありがとうございます。
時間がかかるとおもいますが、完成させて次回現車合わせ時に恥ずかしくないようにがんばります
整備士として、今日の作業は中村屋さんの多数の戦歴から引き出していただいた技術の結晶なので盗んで同じ年齢になったとき、同じように作業ができる整備士をめざしてつぎなる職場でも精進していきます。
最後になりますが
本日もほんとうにありがとうございました!

@@@@@@

ノーマルのシーケンシャル制御が一番低域が強いのは確かです。が、常識で言うと ”フルタービンに変えたら低域トルクが下がる” という表現は結果的に間違いでしたね、今回の作業で分かったことは、計算されたエアクリーナーBOXを失うから低域を失うわけです。。

純正タービンをを失ってしまった7を手に入れた時に、低域や使いやすさをあきらめるか?それとも戻すか?という選択に迫られた事案でした。
抵抗という視野で語ると低域のトルクアップのために作られた純正シーケンシャルツインの機構は不自然です。排気側の抵抗は大きく、2つ向き合た排気や、タービンの吸気取り回しも短くはありません。これに対してエアクリーナーボックスを取り付けたフルタービン車両は排気の効率や吸気の効率が自然で負圧領域が純正タービンよりも良くなることを僕は25年前から実体験して知っています(勝つために必ず制作していた)。この頃からようやくエアクリーナーボックスを装着されるチューンドレースカーが増えた時代です。

ただ間違ってはいけないのは、”負圧域が良い”という部分です、フルタービン車両で街中によく使う2000回転前後で純正タービンよりトルクを出す事は難しいです。いくつかの方法があってもランニングコストやまたエンジンに手を入れると予算がかかりすぎます。

同じマツダ系の整備士、まず自分の7の声を聴いてあげてくださいそして、あと20年精進したくさんのRX-7に触れ100台、200台の困ってる7や助けを求める人にとって必要な整備士であってください。ちょうど今うちから出向で出ている西原君のような、心配りができて誰からも愛される整備士であることも重要です。

フルタービン車両として手に入れた当初からその7で起こっていた事例、ACVの未作動や圧縮の低下、運転のしにくさ、そして今回のエアクリーナーの騒動の発端は、すべて我々整備士の認識不足が招いた結果です。雑誌や世論に対して自分で経験したことを踏まえて躊躇せず、7が喜ぶこと7に乗る人が喜ぶことを願い一緒に実行してゆきましょう。

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