過去から会社員M氏のFD3Sは一年前から悩んでいた。
自分の7は、なんだか遅い。。
そこで去年の2月FD3S購入からスロセンの交換やノックセンサーの交換を中村屋のブログで読んで、自分の判断でディーラーによる整備を行った結果、ある程度は満足の行ってる状態になってると自分にいいきかせていたのだ
が、、、、やっぱり遅い。。
去年思い募り中村屋に愛車点検で乗ってもらった中村の口から出る言葉を聞いたとき、
自分の中では「やはりそうでしたか、、」という、ある意味安堵と、納得の評価だったのだ。
結果から言うと
このFD3Sは低回転で全く加給、加速、しないのだ。低域だけトルクがほかの7に比べて半分もない。
例でいうなら5速の1200回転から平地を加速させたときに、0ブーストで止まってしまい、そのまま2000回転まであげると急にブーストがかかり始める、低域がなく2000回転を境目に急激にブーストが立ち上がるという奇妙な症状を持っていた。
この写真が、その時の写真だ。
5速で1200回転から踏み込んだ時に1500回転に上がってもブースト計の針は0以上に上がっていない。
僕の所見としては、まるで燃料が足りてないトルクのない状態。燃料レギュレターの燃圧がインレットマニホールドの内圧に反映されていない。結果燃料圧力が足りないから噴射量が少なくなってトルク空燃比に移行できていない感覚が、乗ったうえで体感診断できた。
そこで僕のたどり着く作業は配管の点検だ、(スロセンやノックセンサーはこうかんしてるのでOKとしする)
きっとプレッシャーレギュレーターのホースにインレットマニホールドの圧力が正常にたどり着いていないはずだ!と思った。
そこで、問題が。
作業に必要な純正配管図には、、、事実上の書き違いがある。
便宜上上の配管ちがいがあるもの、必要な部分はここだ
そしてバキュームタンクの記載と実際の配管がこんなにも違うことは、ツインターボが切り替わらない修理例で書いたとおりだ。
実際のバキュームタンクは下記の写真の位置関係でぶら下がっているのだ。整備書のように2本もホースは刺さってもいない、バキュームタンクの実物に4mmの接続ホースは1本だけだ。だから現場ではこれがバキュームチャンバーではないと誤認の原因になっていると言っていい。
だから書き間違え、と表現しておく。
中村屋で調査した事実上のバキュームタンクの配管図が下の図になる。
そして、ここにも、落とし穴があるのだ。
結果から言うと、同じ条件で1500回転でもこんなにブーストが上がるようになった。詳しい話は次号を待て!
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