データーを見返すと、 `とても興味深いデーターも取れた。(この画面では3つも打ったからややこしくなりすぎるので表示してないけどね)
サージタンクの中で起こる乱流は時速数百キロを超える高温、高圧なのだ。
見たいでしょー
そこで、今後、それらデーターのログも表示させることにしよう。

もちろん、純正吸気温度センサーとの比較も行ってゆこう。
ただ、ここで一つ言い訳して謝っておくべきことがある。
試作ハウジングと製品版には性能を向上させるための改良点がある。
穴の大きさとハウジングの形状や太さだ
超高速吸気温度センサーの製品版と、試作モデルでの、穴の大きさが違うのには訳がある。
下に見比べてほしい
これは試作品のボディーだ

これが製品版になると穴が小さくなって形状が細くなり出荷してあるのに気が付くだろうか?
本体も太いほうが、穴が大きいほうが空気を取り込みやすいのは重々承知の上で細くした。

通風穴が大きいほうが吸気スピードが遅いときに温度変化に有効だが、反面、吸気のスピードが速い領域では測定素子に起こす固有振動がでる。これを設計で間違えると走行中に破壊されてしまうのだ。だから純正は反応が遅れてもいいから素子の分解を防ぐためにカバーがついてる。
熱影響のある壁面から中心部への測定距離設計は純正と同じ。

純正のセンサーの設計は今から30年以上前に行われた。当時はセンサーの耐久性を令和時代のようにモデル化したエミュレーションで作られ安全に使用できることがなかった時代、素子の破損が問題視された時代背景が『落としても壊れそうにないセンサー』で作るのは当たり前の事だっただろう。
となると、、
様々な比較テストによって
RECHARGEの超高速吸気温度センサーの素子が純正吸気温度センサーよりも、はるかに反応速度が速い事が分かったのなら、激しい気流で使うなら穴を小さく絞り固有振動を抑えも、実車に取り付けたときの対気流スピードを考慮するとセンサーの反応速度は保証されることになる。ならば安全を期して穴を小さくしてセンサーの寿命や固有振動によるリスクや誤差を小さくすべきだという判断で、穴は小さくなったという改良を行ったという次第だ。

実際に使う35度から80度ぐらいまでにテストをシャシダイナモで行う事は過去私たちが行った机上の空論より、実車でのテストは有用だという事が実証される、、できるだけテスト時の同じ条件を整えることに特化したシャシダイナモ動画予告編、ぜひ本編UPにご期待いただきたい。
ARCのインタークーラーやcarbonintakeのテスト動画があるが、これらは馬力を出すために作られた動画ではない。同じ馬力条件でどの程度エンジンが守られるか?のテストを行っていると、表現したほうが今後のRX-7ユーザーの心に欲してもらえるとおもうのだ。
そして最終的には。。
空気の温度がより早くCPUに伝えられることで噴射量だけではなくエンジンを守る制御であるノック点火リタードやブーストダウン制御が行われるからこれらも明白にしてゆく。こういった一歩ずつの解明が改善を呼び、REtron制作へとつながってゆくことを皆さんに知ってもらいたい。

あ、最後に。
動画の高評価とチャンネル登録に感謝いたしまーす。みんなが支えてくれるから、7ユーザーにとって面白くもあり、必ずや有用なネタを提供してゆきますよ!

おまけー
ロガーに突っ込んだ吸気温度センサーの一つはOBD2で出力してる、のでレーダー探知機に出せる。この基盤もそろそろ上がってくるので商品化をお楽しみにー
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