吸気温度の話

執筆者 | 1月 5, 2017 | 純正エアクリーナー | コメント0件

最もいい考えは密度の高い冷えた空気をタービンで吸わせ、タービンの回転数を抑えたままブーストを規定まで稼ぎ出す事だ。

タービンの前にあるエアクリーナー内部温度が40度とする場合と、80度とする場合だと同じ加給圧0.9㎏/c㎡まで達するためには10%もタービンの回転数を上げなきゃならないのだ。タービンの回転数が上がれば油温、水温、排気温度にも影響が出てきてしまいともに高くなる。タービンの羽根の温度も高くなるので吸気温度が上がり気味にもなり一切の利点すら感じなくなる。

80度の水温ならタービンの加熱によって88度になり、90度の水温なら99度に達してしまうほどの内燃機としての効率低下なのだ。

こういった箱の無いむき出しタイプのエアクリーナーの効率がいくら高くてもそれぞれの温度上昇で失ったものを回収することができなくなる。しかもそれは難しい計算や論文を読むよりも、この季節になるとRX-7乗りにならわかりやすいはず、夏場に比べてブーストが上がりやすくトルクも出ていることを体感してるはずで、反対に夏場では”あれー熱ダレでおそいよー”と体感してることが何よりの証拠。

ただ一つ、純正のBOXには絶対に超えられない壁もある。

 それは350PSの壁なのだ。

 言い方を変えるなら350psの壁の内側なら・・・

 計算しつくされた容量のエアクリーナーの箱を使わない手はない。

 

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