先日、メタリングオイルポンプの話しをしたので今日は追記をしておこう
燃料タンクに2ストオイルを200:1で入れる?
ま、ある意味昔は良くやった
SA22Cのメカチューン時代には
キャブレター車だったよな、、
13Bだと12000回転
12Aだと13000回転まで、まわしてた時代だよ
これはシールの耐久性を上げるとか
エンジンを守るというイメージが強い
といってもこの時代は今と比べてオイルが悪くてね
今どきのオイルに入ってるはずの添加剤も入って無くて、ぴゅあーと言えばピュアだったんだが
ワンレースでメインベアリングが焼けたw
実際に、そこまで回転を上げるとキャピテーションで水温も上がった
この時代のハウジングへのオイル添加は機械制御だったので
メーカーの想定外になったチューニングエンジンの
馬力UPに見合うオイル量を 目ぶん量 で追加していたんだ
(正確には、発生トルク。トルクに対して摩擦が比例する)
サーキットでの耐久性を上げるためにもしもの保険としてはアリだとは思うよ
ただし、このオイルの量、質と言うのは 諸刃の剣 なんだよ
質と言うのも、オイルの成分じゃなく同等にその添加の状態も大事なんだ。
ぽちょん、、と指せばOKというものじゃない
アレだけ硬いオイルだ、回転数6000回転では一秒に100回燃えてる
適当にアペに指しても、その一瞬でシール全体には広がらない
そしてその過程は、吸入工程だから
100/1秒未満であることは間違いない。
そしてそのハウジングジェットの噴霧化を促進させる工夫もある
そういう意味においてインジェクターで高圧噴霧させるのはとても効率が高い、しかし
1%添加なら燃料としては1%薄くなる、だから流動抵抗も変わるほどに入れてはだめだ
よーく、リンク先を読んで自分の使い方と照らし合わせて検討して欲しい。
本日の朝一はアクセラの2.2Dで65,000kmでございます。
EGRバイパスパイプ(左)、EGRバルブ(上ホット側)、EGRバルブ(下クール)...
5年前かな。友人がFD4型をフルタービン仕様で組んでもらった直後の話です。
待ち合わせ後、一緒にセルフGSへ。降りる彼の手には上記写真の缶が2缶。「エンジン保護のために入れたほうがいいんだぜ。おまえも入れるか?」といいながら2缶とも投入。で、ガソリン満タン投入。
後ろを走りましたが、徐々に増す2stオイルの焼ける匂い。「うーん、やっぱカストロールはいい香りだね。」どんどん増す白煙。笑わせていただきました。
夕飯後、彼のFDはバッテリーが上がるんじゃないかってほど回して、咳き込むように起動。空ぶかしのたびに噴出す白煙をみて「ぜったいエンジンはイジるまい」と誓った夜でした。