風量テストからデーターが送られてきました。このテストデーターはコンプレッサーブレード単体での検査とテストです。テスト環境の都合で途中までしか入力をすることができなかったのですが。低域で車が勝手に前に行く、もしくはFCなのにFDのような低域の加速感があると書いた事の裏付けとして、このデーターシートは証明しています。
グラフを見ると面白いポイントに目が行きます。一部、へこんでいますよね?
上側がRECHARGEスポーツタービンで点線が純正タービン、全域で20%以上の効率を達成しています。矢印のここがとても重要なポイントとなります。
このポイントで同じトルクを引き出すためには回転数が低くても送風量が多く純正タービンよりすべての領域で20%以上のトルクアップを達成してることになります。(机上計算)
このままでは、比較しにくくなるので、RECHARGEのスポーツタービンを基準としてプロットを脳内に打ち込んで、改変してみましょう。まずRECHARGE側のタービンですが低域の効率が良くなってるところを一直線にするために引き下げ、引き下げた分、FC純正側も引き下げます
次に真ん中あたりの下がってるところをやや押し上げます
次に真ん中で折れ曲がって急激に立ち上がってるところを引き下げます。これ以上の領域は使わないとしてみなして下げています。
そしてそのまま上がってゆくのかと思いきや、テストグラフでも下がってきてるので下げます。
当然、同じように純正ターボのグラフも同じ分だけ引き下げます。
で、結局下の領域もついでに引き下げてみましょう。
そして、、、この飛び出してる分は実際に使うブースト0.8㎏ではタービンの回転数が下がるので平坦になります。
目標とするフラットなトルクカーブのようにタービンの回転数を落とす(実線に対して同じように点線を合わせて下げる)
、あれ??見たことがあるような・。・・・
あ、ちょっと短いな。
えーい書いてしまいましょう
試作モデルで作ったタービンに対して最新のビレット、コンピューター技術でターボを更に進化させた結果、より低域からの立ち上がりを見せてくれる予定です。
といってもエンジンとのバランスも重要なファクターです、となると。
さあ、、あとは実物を取り付けて、ウハウハするデーターをシャーシダイナモで取ることにしましょう。そろそろシャシダイ室の拡張準備が進んでいるはず。。・・・
あれ?誰もいない。。。
コンクリの仮枠が。。
もう、夜だったのか。。。
防音にはなんといっても、ALCコンクリートでしょう。
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