FC3S ハイフロー

執筆者 | 4月 5, 2019 | ハイフロータービン | 6 コメント

ぱっとみ、純正なのに 270ps

横浜のアイフィーリンでエンジン組んでタービンをGCGのハイフローにしたFC3Sが完成しました

エンジンルームもノーマルで静かなのに

  最強だった に尽きます。

フロントパイプやメタル触媒とバランスされたGCGのハイフローはボールベアリングも相まって低い回転から加給を開始してはもはや純正よりも乗りやすく

もっとブーストを上げれば高回転がケダモノです。でもこの純正インタークーラーに太すぎないFパイプ、メタル触媒、車検対応マフラーは純正インジェクターを十分使い切る、ブースト0.8Kアベレージ、、270馬力の仕様は最高のバランスでした。一般的にFC3Sの場合ノーマルタービンの調子が良くてもこの仕様だと220-230ps近辺で寿命を考えると220psぐらいが適当な馬力です。20年前はフルマフラーで寿命を無視して一瞬、250psとか叩き出してはいましたが、今じゃそんなことをするユーザーもいない時代です。

 

 これからのFC3Sで寿命を求めつつも人より一歩進んだ内容を求める人にはうってつけと言えるでしょう。よくバランスさせるのに時間はかかりましたが今日ハイスピードロムで完成です。

6 コメント

  1. Takashi Yagi

    ご無沙汰いたしております。

    三度目の正直で無事に終了して安堵いたしました。

    FDにFCのGCGハイフローとECOの組み合わせを以前お願いしましたが、FCでGCGハイフローとECOの組み合わせは前回同行した2台で、最初が今回の車両でした。

    前回同行した車両が完了したので今回は何とか完了するだろうと思っても無事に終了の報告を聞くまでは気が抜けませんでした。

    FDにFCのGCGハイフローとECOの組み合せしたりンの字マウントや今回の様にFCにECOとGCGハイフローの組み合わせはデータ等もなくECOにとっては未知の領域だったと思いますが、今回の件でまたECOの多様性やFCオーナーにとっても新たな方向性を示せたと思います。

    生産廃止車はこうした多様性こそが生き残る道を多くする事が保存していく事にも繋がると思っております。

    また、新たな方向性を考えてECOとの組合わせを相談する事があるかと思いますがその際は宜しくお願いいたします。

    生暖かくお迎えください。笑

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    • 店主

      生暖かくだなんて、とんでもない。
      いつも新しいことに挑戦しREの将来を見つめる同志だと思っておりますので今後も、よろしくお願いいたします。

       いやあ、、今回の対策はスバラシイ効果で本人もホクホクでした。

      返信する
  2. 元タイ王国在住

    こんばんは。ついにFC用のハイフローが完成したのですね。
    もうちょっと欲を出して、インタークーラーを少し大型(純正置換えがベスト)にして
    インジェクターを大きめに交換した場合、300馬力も夢じゃないのでしょうか?
    「300馬力超えてます!!」と胸を張ってみたいものです。。。

    返信する
    • 店主

      そこは、人それぞれです。
      乗り手が女性なら200馬力でも十分だし
      今どきのエコカーの乗る男の子なら200馬力でも十分で
      あえての300馬力未満はFC3Sのシャージ設計馬力をみこした馬力です。
      普通の走り方をするならこれ以上の馬力はサーキット以外では使えませんからね。

      ご安心くださいもちろん、ARCに変えただけで300は越えます、しかしあえて変えない事がこの車を作たアイフィーリンの八木さんというエンジニアの美学です。

      返信する
  3. Takashi Yagi

    補足いたします。

    今回のテーマは乗りやすさ。
    最新のターボ車は大排気量を思わせるトルクの出方をしており、それをボールペアリングタービンを用いてFCの当時とは違い更に進んだ現代のタービンコンセプトのコアを使ったBBハイフローをノーマルエンジンに組み合わせ、ECO CPUがそのタービンの追従性に合わせ、最新のターボ車に近い乗りやすさを出せるのか?

    最初は机上から始まり、お客様にプランをお話しした数人から是非やってみたいと言うお声が合った事が今回のプロジェクトの始まりでした。しかも運よく、車両に微妙に仕様が違いがある。

    この事を中村社長に相談した時も二つ返事でお受けして貰いました。
    二つ返事なのは、それはECO CPUとボールベアリングターボの組み合わせはなかったから当然です。
    類似するデータはあっても本来の専用のデータはありませんから。

    例え社外であれ、ECOであれやった事の無い組み合わせシステムは何が起こるか、何が必要になるかは判りません。なので過度な要求馬力はオーナーカーという事を考えると推奨出来ませんでした。

    しかし、今回タイミングよくハイスピードロムの恩恵もあって追従性親和性は良いと言う結果が出た事は、ECO CPUにとって今後の更なる発展性に拍車がかかるし、ECOの可能性を広げるお手伝いが出来たと思います。

    また、ここまで出力が出てもタービン本体の馬力のキャパには余裕があります。(タービンメーカー公表400PS)
    更なる出力を出すとなると今度はエンジン本体、燃料系等様々なコストがかかり、また耐久性等を考えると現在のパッケージは今の7オーナーさんの長く楽しみたいと言う要求には答えたものであり、その要求を答えにくくなり、更に色々とオーナー負担も大きくなるので現状としては十二分だと思います。
    中村社長のコメントから考えても、今の状態でもノーマル比(205ps)約30%アップしていますし。

    馬力を上げる目安として、FCなら260PS前後、FDなら350PS前後が車両のパッケージを考えた時に、公道、サーキットも楽しめる一番美味しい馬力ではないかと思いますが、それよりトルクの過度特性を考える方が最近の新車のトレンドでは無いかと思いますし、正しくREにとって低域から中域の苦手な部分を補完出来る仕様が今風なのかとは思います。

    ですので今回の結果は、ほぼ机上通りコンセプト通りになっていますし、オーナーさんも喜んでおられたと言う事からも満点の成果だと思います。

    中村社長、長々すみません。

    返信する
  4. 店主

    ユーザーが使う領域が大切であるという事ですね。
    こまかいせつめいありがとうございましたー

    返信する

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