自動車エンジン初期の頃採用されていたキャブレターによる燃料の制御は
回転効率にあわせて変更場合、どこかを捨ててどこかへとスライドさせることです
反対に、電子制御式の燃料噴射方式による制御は
、エンジンの仕様変更に柔軟に対応することを描きました
現代の自動車はその先をいく
受身の制御から、さらに”積極性のある燃やし方”を制御します
たとえるなら、同じエンジンでありながら
1stギヤのときの出力と、2ndギヤの出力はおろか
3,4,5,6速それぞれに最大の馬力を割り振りすることが可能で
雨の路面や、雪の積もる状況では更に馬力の上下さえもします
また、エコラン時にはそれに見合ったモードを自動で判別し
パワーを優先させるモードから燃費重視モードへの切り替えも行います
、、、、確かに乗り手にとってこれらの機能は便利ですが
そこまでに制御をする必要が出た、というのが正直なところです。
昭和53年ごろ、
までの規制で作られた車輌が高度成長の影響で運輸方法として
トラックや、各家庭に自家用車が購入され始めると
光化学スモッグで、当時小学校には外出禁止や運動禁止の旗が揚がりました
この時代で既に排気ガスの影響で人体に影響が始まり、
改正を余儀なくされたことが今の自動車制御を大きく前進させました
昭和53年に新規制が施行されるまではそこまでの走行台数も無かった時代といえます
この新規制は昭和48年より、日本でさらに厳しくなった規制は
NOx排出基準で48年4月以前使用過程車比、8%は世界中の目標値を完全達成し、
世界で最も厳しい規制と言われ、ましたが
既にマツダのREは世界最速でクリヤしていたのです
この時点までにマツダは他社に比べREを開発し市販化するために
他社が目をつけていなかった事に着眼せざる得なくなることで
世界で最も排気ガスを出さない(燃やす)事に執着し始めた
日本最先端のエンジニアを持った会社だったというわけで
その技術は日産やトヨタの追従を受ける側の立場に立てるほどでした
この後、平成12年までさほど大きな基準値の変化はなく、
それ以降、また新しい技術を必要としますが、
最も重要なことは、カー雑誌やHPをみると皆さんがよく知る
チューナーや、多くのショップが語るレベルの話の中で
REは難しい、という言葉を耳にするはずです
セッティング次第で簡単に壊れるとか、寿命が短いとか
であるならば・・・そういう記述の裏を返すと
マツダの53年度規制技術にまでにすら
達しているか?どうか
それは皆さんがこの先、知ってゆくことになるやもしれません。
メーカーの作ったものを更に皆さんの要求に応じて
改変するのが我々カスタマーの仕事で、
当然、それは基本を知った上でこそ発揮されるはずです
もしや、どこかの領域を捨てて他へにスライドさせ両立できないのであるなら
冒頭に書いたキャブレター時代の考察傾向になりがちであるやも、しれない
ということで、これでは改造という敷居の中のカエルなままなのです。
本日の朝一はアテンザ様で走行距離約110,000kmでございます
WBPが樹脂でしてたので、交換も行いました。 煤洗浄後になります。ポートもWBPもばっちりでございます。 インテークマニホールドの煤の状態はモサモサ気味の洗浄しにくい質でございました。...
パワーが必要ないところは
新気を減らしてEGRバルブを開けて
排ガスを還元させれば燃えカスが減るようですね。
行程容積は決まっているので、
新気を減らすには排ガスを還元させて、
トータルの吸気量の辻褄を合わす(想像)