FC3S レストア ACV

執筆者 | 6月 10, 2021 | 中古車情報 | コメント0件

特に問題となるのはロータリーエンジンの寿命を左右するACV(エアコントロールバルブ)の作動状況です

排気ガス装置がロータリーエンジンの圧縮回復に大きく関与してることは皆さんも知っての通り。

その中でもACVの状態はすでに30年を超えています。

ちょうど今、修理で入ってるFC3SのACVは作動不良を起こしていました。

バキュームでも反応しません。

何が起こってるかというと、ダイヤフラムが破けている状態。

さすが純正品、33年経ってようやく破けというわけです。

ただ、、、3つのうち1つは交換できるようになっていますが、残りの2つはふたを開けることができません。

仮にポートエアバルブ一個が部品として出るようになったとしてすべてのダイヤフラムを交換できるわけではないのです。スピリットエアと、アンチアフターバーンバルブのダイヤフラムは交換できません。

ポートエアバルブについて現在はまだ中古しか入手できませんが、交換できるポートエアのバルブはFD3Sと同じものでこれが手に入れば本体を外さなくてもプラスねじ3つで外せるので自称プライベーターでも交換が可能な部品です。

とはいえ、ほかの2つが交換できなければ、、現在作動していても取り外して洗浄や点検を行うとさらに劣化や破いてしまっては元も子もありません。

ACVが入手不可能なら、無理にいじらず車両についた状態でそっとポートエアバルブ(真ん中オレンジの部分)だけを外してバルブシートを洗浄して交換がよさそうです。仮にキャップ(左右黄色の矢印)を取り外して代替キャップを使っても最も大切なマツダが指定する超高温に長期間耐えるダイヤフラムは現在手に入らず、数年は持っても純正のように20年単位で敗れないとは限らないのです。

こういった整備をするにも、スロットルバルブを修理交換するにも手間がかかります。

中古を手に入れても残念な有様で、使える部品だけをより集めて再生するしかありません。こういった作業ももちろんお金がかかります。FC3Sを今から買おうという方は、そこそこの覚悟が必要です。彼らは30年以上前の製品なのですから。

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