チーム767B 星野の搬入を終えた2017 8 24 富士スピードウェイはまだ暑かった
2年ぶりの、そう2年ぶり、シェイクダウンの時がやってきた
最終チェックを行う高橋さん
現地での朝いちばんの冷えたところの書き換えをおえて一回目のセットアップをした
もう、星野さんは上機嫌だ
菊池ドライバーはこの日のテストに向け、今回の費用を一切取らない。我々と同じく767Bの再生に向けすべてそれぞれの関係者が手弁当で集まったわけだ
チーム監督の竹鼻さん(Moty’s トライドジャパン)がこのセッティングをしてくださった。この人がいなければ、オーストラリアで路頭に迷う昭和の整備士が3人いるw
プレスが入って記念撮影いきまーすの図
相変わらず笑顔だ
星野さん、シートベルトのチェック
竹鼻さんが菊池ドライバーに指示を与える、緊迫の一枚だ。
最後の最後まで、気は抜けない
なんせ、足回りやエンジン、ボディーは事故で一新されたので生まれたばかりの子供のようだ。
この一瞬、僕は笑って見送るしかない
もはや手は尽くした
そpれでも星野さんは心配だ、なんせこの怪物は780㎏で700psを叩き出すCカーなのだ
高橋さんも駆け寄りサポートする、兵庫に住む僕と違い毎晩仕事が終わって徹夜で星野さんと仕上げた自分の子供のようなものだからだ
まだ、僕たちにウェアはない
だがもうすぐ、、できるはず。
あー菊池さん、指立てちゃダメ!
星野さんが写らないじゃないーー💛
そして、フェニックスは飛び立つ時を迎えた
そう、その瞬間がこの動画だ。
本当にグループCカーか?ってぐらいのフレキシブルなスタート
かつての轟音でレーシングさせながら強引にスタートしてゆく姿はない
低域の扱いやすさを確保しました。スタート時にデフロックしてある為に駆動軸がロックされる767Bはハンドルを切ったままのスタートは苦手です。そこでEcoCpuのアーキテクチャにより低域のアイドル~2000回転の領域は特にリプロを行いました。ピットからのスタート時にエンストしてはMAZDAファンのテンションを下げる事は絶対に避けなければなりません。レーシングカーのクラッチは重いと思われがちで、扱いにくさを意識する人も多いトリプルプレートですが星野さんの組み込み精度と技によって本当に軽く踏み込めます。ですからハンドルが直進であるなら1300回転のアイドル回転数からのスタートもできます。
中村 英孝さんの投稿 2017年8月24日木曜日
センパイ、涙目になってますよ。
感慨深くてね、つい。。だよ。ないてなんかないもん