RX-7とECUの歴史

RX-7とECUの歴史 FD3SやFC3Sが搭載するロータリーエンジンのECU ロータリーエンジンに限らず、ガソリンを燃料とするエンジンは、適切な混合気(燃料と空気)を適切に圧縮し、良いタイミングで点火させることにより、パワーを得る。 通常時は14:1~20:1の範疇で 薄い空燃比を目指して制御 電子制御燃料噴射装置(EGI)が導入されたエンジンがRX-7に初めて搭載されたのは、1983年9月16日のSA22Cのマイナーチェンジの際、追加された12Aターボ。...

排ガス装置の役割

排ガス装置の役割 FD3SやFC3Sが搭載するロータリーエンジンのECU メーカー純正の制御では、アクセル開度、回転数、負圧等で走行モードを決定している 通常時は14:1~20:1の範疇で 薄い空燃比を目指して制御 そして、それぞれの走行モードの各ゾーンで、排出ガス中に含まれる有害物質の量や質が変化している。 例えばパワーゾーンではトルクフルに走ることを目的とした制御とし、フィードバックゾーンにおいてはO2センサーの出力によって空燃比を制御しエンジンや環境にやさしい14.7:1を目指す等、多彩なモードを搭載している。  ...

エンジンオイル

エンジンオイル エンジンオイルは、エンジン内の潤滑と冷却を担う 交換の頻度 2500-3000km毎(走行距離や負荷によって可変) エンジンオイルの役割 エンジンオイルは、エンジン内の潤滑と冷却を担う。 オイルによる潤滑と冷却、まずはレシプロエンジンをみてみよう。 レシプロエンジンでも、ロータリーエンジンと同じくオイルジェットがある。 カムシャフトやバルブが存在するシリンダーヘッドには、油圧をシリンダーヘッドまで運んで、カムシャフトに噴射するジェットがある。...

スパークプラグについて

スパークプラグ プラグの状態を良好に保つことが、メンテナンスの第一歩 エンジントラブル時の原因切り分けの一助となるのは間違いない。 ロータリーエンジンに限らず、良い混合気、良い圧縮とともに、 エンジンにとって大切なのが、良い点火 そしてその肝となるのがプラグと略されることの多い、スパークプラグ プラグ交換の頻度 定期的なプラグ交換は油脂類の交換とともに、ロータリーエンジンにとって大切なもの。 交換時期だが、FDなら純正プラグで6000kmを推奨する。 ただしくエンジンオイル交換2回に1回のサイクルが目安となる。 プラグの数...