REtron 開発会議2

執筆者 | 9月 17, 2021 | ;REtron | コメント0件

今日はGCGのダニエルさん、REtronを基板から作ってくれる開発大手EMtronのベンさんとテレビ会議を行いました。特に議題になったのはスマホのコントロールモード、盗難防止のためにスマホの機能を使っての始動ができなくなるモード(BMWがやっていますね)

これは従来からあるセルモーター停止機能ではなくて、CPU自体が起動しなくなるというモード。コントロールモードについてはフルアクセスはOBD2接続のPCで行いブーストやモード切替等はスマホで行うというスタート基準でいきます。

スマホのコントロールと言っても、ピンキリで最初ちょっと繋いで、、、というレベルで行くか?フルコントロールレベルで行くかによって開発予算が200万、、、いやフルレベルなら700ー1500万円もかかるんですよ。大手自動車メーカーがやるCarPlayレベルでの実装ですから途中で切れる事も許されないモードでも通信を維持するのでそりゃ高額です。詳しく討議した結果、当初の簡単にBluetoothをつなげてON,OFFではなく最近のスマホに搭載されている車両へのコネクトモードを利用できるようになる方向へシフト。車両との通信にOBD2とマツダのレガシー端子との共有についての会議を行いました。

昼ご飯は、地元稲美町のそばやさんにいって、ここでもダニエルと協議。最後まで接続方法についての論議になりました。

編集が終わってないので、、前回の会議動画

20年以上前のRX-7の電子制御装置の寿命を考慮し全く新しいコンピューター開発に乗り出した。修理して使えるのはあと何年だろう?しかしRX-7をコスモスポーツのように50年といった長い寿命に向けてやれることはたった一つだ。

 完全新品コンピューターの再構築しかない

 30年前の冷蔵庫やテレビは動かないのだ。

コンデンサーはあるだろうが、肝心なカスタムチップやパワートランジスタなんて補修部品としてもうないのだ。いずれ中古の純正CPUだけが30万円以上で取引もされるだろう。(3日で動かなくなるかもしれないのに)

 そ。こ。で。

どうせやるなら、新世代に適合するモデルをRX-7専用モデルとしてゼロから作るのだ

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もちろん、ディーラーのダイアグコードも出し、フェルセーフも持ち合わせつ。ツインターボ制御や排気ガス制御のデバイスも備える。当然データーロガーも備えトラブルの解決に役立てることができる。通信方法としてはOBD2対応 とBluetoothに対応したモデルだ。プラグインソケット構造を持ちAT車両にも適合、車検に必要な環境装置も駆動できなおかつ、シーケンシャルツインターボ制御、ブーストのコマンド、制御コマンドをスマホでコントロールできるという夢の商品だ。(これらを駆動できるモデルは汎用フルコンピューターでは無い、オプションで追加したとしても50万円は下らない)

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こういった内容を見ればこれってフルコンではと思う人もいるだろう、そうだフルコンなのだ。もちろん他車種にこそ使えないが純正カプラONで使用できて車検にもそのまま通る。ユーザーは買って助手席のカバーを外しカプラを抜いて純正CPUと交換するだけで何の設定も必要はないのだ。仕様はスマホダウンロードして入力させればいい。ソフトウェアはフリー配布を行う。3年前のスマホなら持ってるでしょ?追加液晶メーターになるから捨てないでおいておこう。GPSが使えるならコースタイムも計測可能だ。PCでジャーナルセットアップを行えばもちろん大容量のインジェクターも使用できる。

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FD3Sからスタートする、engineデバイスに必要な駆動ドライバーやI/Oは純正CPUより多く積み込むことで今後の発展性を約束する。例えばフルタービンコントロールやウェストゲートコントロール、ABSユニットとの連携で行うローンチコントロール、トルクコントロール、ノックセンサーによるノックコントロールも装備する。O2コントロールは高感度センサーが別売りになるので別途購入の必要が出るだろうがハーネスは純正を使いデジタル信号化したシグナルで行う。壊れやすいとされていたソレノイドは、PWM制御の電流制限によって延命も期待できる。30年前に作られた純正のように常に発熱させるまで電気を流しっぱなしにすることなんて最新のPWM制御では行わないからだ。

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これらの装備を行うことでかかる費用はハーネル等を純正で100%補うことによって20万円台を目指し開発を開始した。20年前に作られた社外デバイス達や自社のEcoCpuを完全に超え、OEMレベルでのケースも含め新品で提供できるから取り外した純正CPUやEcoCpuは取っておけばよい。年内にはプロトモデル、走行テストを行い来春にはローンチできるよう取り組む。その後FC3Sも視野に入れる。

もちろん、数千万、数億円規模。また借金が増えることになる。

まさしく、飽くなき挑戦だ

感のいい人ならわかるだろう、このプロジェクトを行う為に環境型の静穏型シャーシダイナモは建てられたのだ。



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 一つ感謝を伝えておかなきゃならないこともある

度重なる新商品を年末から立て続けに出して『もう、お金ないよー』といいつつたくさんの人がインタークーラーやラジエター、タービン等も買ってくれた。こういった形でRECHARGEは7ユーザーに夢として還元し将来を提供してゆこう。(従来のEcoCpuシリーズは併売します)


ただ半面、今売ってる通販部品の在庫が切れたとしても、再販には時間と定価の変更がある(ロット数の問題)ことを理解しておいてほしい。



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