僕たちは、大事なもの、見失ってないか？
本当に大事なものは何だ？
それは当たり前に見過ごす、当たり前の判断。
見過ごしている！
ある寒い１月の朝、一人の男がワシントンD.C.の駅で座りながらバイオリンを弾き始めました。彼はバッハの曲を１時間程演奏しました。その時間帯は通勤ラッシュだったため、約１１００人がその男の前を通りました。
３分後、ある中年の男はバイオリンを弾いている人がいると気づき、数秒後にはその場を離れました。
１分後、バイオリニストはやっとお金を稼ぐことができました。
ある女性がケースに１ドル札を投げ入れましたが、彼女は止まることなく歩き続けました。
彼の音楽を聴く者が現れましたが、腕時計を見るとすぐに歩き始めました。
一番彼の音楽が気になったのは、３歳の男の子でした。彼のお母さんは急いでいて、男の子の腕を強く引っ張りました。それでも男の子はバイオリニストを聞こうと足を止めます。お母さんは男の子の背中を強く押し他の子供も同様でしたが、親は全員例外なく止まることなくその場を去りました。
彼が演奏した一時間内で、足を止めて彼のバイオリンを聞いたのはたった６人でした。気付いた人は誰一人いません。拍手はなく、このバイオリニストを認める人はいなかったのです。
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バイオリニストの名前はジョシュア・ベル。
彼はたった今、歴史に残る傑作を演奏したのです。
それも３億円のバイオリンを使って。
彼の駅での演奏の二日前、彼のボストンでのコンサートのチケットは、一枚一万円するものの全て売り切れました。
これは実際にあった話です。ジョシュア・ベルが素性を明かさず行ったこの演奏は、人々の視覚・嗜好・優先順位を研究するための実験としてワシントン・ポスト紙によって行われました。私たちは本当に「美しさ」を理解しているのだろうか？それをちゃんと足を止めて味わっているのだろうか？予想していない状況でも、才能を感じ取ることはできるのだろうか？
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一つ結論として言えるのは、
もし私達は世界で最も才能のあるミュージシャンが、歴史上一番の傑作を演奏してさえ気付かないのであれば、
僕等は身近な庶民的ではあっても多くのチャンスを見過ごしているのではないか？
僕らが見なきゃならないのは？
大事にしなきゃならないものはいつも変動している
通りすがりに見かける光景も、人生の転機。
大事な時間とは？自分の生きる道とは？
改めて考えてさせられます。
誠実な心、謙虚な心、素直な心、など、ちゃんと意識していないと目の前の大事なことも受け入れられない気がします。
受け入れたり、見極めたりするのには、良い意味の余裕が必要だったりするのかな？と思ったりなんかしてます☆
みんなテレビで騒がれたりしてる人にはミーハーなのに本物かどうかを見分ける目や耳は持ってないのですね。10年売れなかった歌手がCMに使われた途端に急に売れたり、そんなもんなんだろうなぁ…
やらなきゃならない事は、わかってます
必要なものもわかっています
やりたい事も多くの人はわかっています
でも、それだけでは普通の人生です
最も、気がついてないのは自分の可能性かもしれないですね。
ブランド志向・・・
功罪併せ持つこの感覚。
・・・まてよ、本当か？
・・・わかんない。でも好き。
上手にだまされて、それでも幸せならよいのか。
いや、わたしたちはもっと賢くならなければ不幸なのか。
ある意味、人類の永遠のテーマかも(^^;