下がった圧縮を具体的に一日で戻す
あるべき圧縮が下がってしまった圧縮を一日で戻せるのか?
その方法は添加剤等による化学療法ではなく、具体的な科学的根拠に基づいて立証されるのか?
昨日、突き指で左親指を痛めた老兵、昭和39年生産の中村です==;
連日の現物あわせでとうとう、指が・・・
こんなとき、一人は厳しいなと、、、だってバラシてる途中でも作業を継続終了させなきゃ
僕の怪我で、顧客が乗って帰れないわけでして・・・
こういうとき、整備士には必殺業があります
。。
。。
まず捻挫、や打撲の場合、シップをして上からバンテージを巻きますが(手なら軍手)
整備士は+ボルタレンを飲みます、これはかなり即効性があり歯医者で処方される鎮痛剤です
15分で痛みが去り現場復帰です。(問題解決ではないが、作業中断こそ問題になる)
次に、カッターで切ってしまった場合
じゃーーん。これはなんと瞬間接着剤を使います
ぐぅえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!接着剤???
大丈夫、患部を洗った後、瞬間接着剤、これ最強にくっつきます
カッターで切った場合など、切り口が大きくともほんの数秒で現場復帰できます
ほら、指につけるとかんじんな物以外に、指が先にくっつくでしょ?w?
で、数日後、、、傷口の接着面は?。。。なんと体内に吸収されて消えます
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
で、本題。(エアポンプの記事、電気編はもう少し待ってね)
昨日の上物6型、4万kmの走行にしては圧縮が低すぎる
かといって、装着してるパーツや冷却性能を考慮しバランスされたエアロ
Vマウント化され、出力が上がった事による排気系統のバランスも非常に高い
なのに、圧縮が。。。。低い。
走らない、トルクが無い、
具体的に走ってみた感覚としてまず負圧領域が弱い(ま、これはいいとしよう)
正圧に入ってからのフィールが重い、薄い感じ。
ブーストの掛かった時のトルクの出方が、2次曲線っぽい
つまり、
0ブースト時に比べ、
ブーストが掛かった時のトルクの理想的な向上率は
0.1=+10%up
0.2=+20%up
0.3=+30%up
0.4=+40%up
0.5=+50%up
0.6=+60%up
0.7=+70%up
0.8=+80%up
であるが、今回の走行インプレッションでの評価は
0.1=+5%up
0.2=+10%up
0.3=+15%up
0.4=+20%up
0.5=+25%up
0.6=+35%up
0.7=+70%up
0.8=+80%up
と、明らかに中間ブースト領域の燃料が不適正?してるように見受けられた
これほどの、補記類変更にもかかわらず、中域の補正が行われていないようにも感じる
また回転に関しても
4000と 6000 回転を中心とした領域で苦しく回ってるマフラー音
特に4000-4500回転は顕著に高音が発せられている感覚から、リーンと判断
んじゃここで、よくミスるのが、一気に書き換えると出口を見失う
よーく考えてほしい。僕が行ったのはまずダイアグチェックだ。
その後、配管の抜けチェックと修正修理、抜け止め施工
装着パーツのバランス(Vの場合バンパーが純正だと全開走行で吸気温度が上がりやすくなる)
またプラグの焼けで燃焼状態の確認と確定し、昨日の圧縮測定となったわけだ。
この車両の純正書き換えCPUをはずして記述を書き換えた
当然、このEcoCpu化によるデーター変更で過去のチューニングCPUのサポートは
受けることができなくなること、本人に確認後だ。
また記述の説明、回転域での補正やMAPのお勉強もしていただいた
何度か走行テストしてるのと、過去にもVマウント書き換えを行ってるので僕は、はずさない
そう、ここが重要。書き込んだデーターで実走行したときの感覚がマッチしているか?
仮にこのデーターを書き込んでもフィールが伴わない場合、補記類が原因となるわけだ
ここが肝心なんだ、これで結果が出ないと、すぐに書き換える人もいる
書き換えるのはかまわない、が、そのデーターの変異が明らかに常識外であった場合
そこでセッティングを追い込んでしまうのは間違いなのだ
まずあるデーターや経験で打ち込んだデーターが実績を伴わない場合
車両側に原因を求めないわけにはいかない、燃料ポンプ、コイルやスロセン、Tempセンサーの
ダイアグには出ないぎりぎりの傷みである場合、MAPの補正でとりきってしまうと。。
後日、コイルやセンサーを変えたときに一気にデーターが不適正となる
これでは本末転倒だ
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