電子装置の寿命(エンジンのコンピューター)故障は防げる!

執筆者 | 2月 28, 2020 | 冷却ステー | コメント0件

今回は新商品の宣伝と提案です。
新たに発売された「COOLステー」について…
エンジンの効率を上げるためには発熱と冷却がつねに問題となります。

それはコンピューターも同じです。

冷却水を冷却する
ラジエーター
オイルを冷却する
オイルクーラー(エンジン、ミッション、デフ、ATF)
吸入空気を冷却する
インタークーラー
エアコンの冷媒を冷却する
コンデンサー
ブレーキを冷却する
空冷用ダクト、ベンチレーテッドディスク

電子部品はどうでしょう…
点火コイル コイルステーにべた付け
イグナイター
冷却フィン付き本体ステーがボディに取り付け
燃料ポンプのレジスター
冷却フィン付き本体ステーがボディに取り付け
LEDヘッドランプ
冷却フィンまたは電動ファンによる強制空冷

このような、先人の努力を見ていると
自動車においては『冷却すること=良いこと』であるようです。

そこで、自動車の制御の要となるECUを冷やそうというのが今回の狙いです。

ECUはエンジンが稼働中は、つねに発熱しています。各センサーの入力を監視して、ソレノイドバルブを駆動しています。コンピューターの微弱な信号でソレノイドバルブやリレーを駆動するには、
何段階かの増幅回路を経て信号が出力されます。その間には熱損失があり、ECUや内部基板、半導体等は熱にさらされています。

新車の当時は、設計の範囲で作動していますが、80度を超えると大幅に性能が低下し、20年近く経ってくると素子の劣化や接触抵抗の増加等で発熱量も上がってきます。車種によっては基板の部品、特に電解コンデンサがパンクして液漏れを起こすなどの悪例も見られます。

FD3Sにおいては、20年以上の稼働時間をこえてもではECUに関するコンデンサ問題はあまり聞きません。ただし代替のコンピューターとしては皆さんがよく使われているP-FCの故障は10年も使用すると純正に比べて多く発生しています。

これには、理由があります。放熱に不利な取り付け方法が圧倒的にその確率を高めています。P-FCの取り付けは両面テープやマジックテープによって張り付けられており、純正CPUのようにしっかりとステーが密着していないので放熱ができなくなるのです。純正CPUの故障率も0ではありませんが、分母数から言うと圧倒的に故障が少ないです。サブコンやフルコンにはCPUが搭載されておりそういった放熱に対する意識の差が取り付けが方法の不備を引き起こし代替CPUの寿命を引き下げています。

純正ステーが直接P-FCに取り付けできるようにすでば、放熱も上がり故障は増えると思います。
純正で壊れると言えば、制御コンピューターの代わりにTWSユニットの異常動作の例があります。僕も経験しましたが、TWSが異常を起こすとキーをONにしたときにどこからともなく『カッチン、カッチン』とウインカーの作動音のようなリレーの音が聞こえ、パワーウィンドウが断続的に動作するというオカルトな状態におちいります。

20%アップは耐久性のUPだけではなく、80度を限界とする電装品にとって、性能のアドバンテージを引き上げます

このように、ECUのコンデンサも経年劣化(多くの場合は80度までが常用温度それ以降108度に至るまで機能低下および速度抑制)や異常を起こすことがないとは言えませんので、古い車を維持していく上での予防処置として早めに処置を考えていただければと思います。

数量が限られています、FD3Sの前期用と後期用がラインナップされていますので是非ご覧ください。(電蝕対策済製品)

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