もちろん、プラグの電極の色を見ただけでもエンジン不調は見抜けます
が、、点火系統or圧縮or燃料??
何が原因であるか?特定できません
それが例え、マツダRE7暦27年の僕でも(;´Д`)
どの制御が不確実であるか判断がつきません
これはあるツールによって状況的に判断できます
またその結果を皆さんが目で見てわかるように
書いてみました
特にこの業界に在籍するセッティングチューナーの人向けです
コイル交換をする時に見極めが必要です
今回もセッティングしてゆく中で
A オーバーシュートの過大によるブーストパラメーターの
不規則&イレギュラーな値
B 車両仕様のブーストに対しての燃料の入り具合
この2つを元に判断しました
これはメインCPUだけに限ったことではありません
F-conやP-Fcを使っていてもいつもセッティングする量
や値を大きくはずした場合、経験量にもよりますが
Proなら気がつくはずです。
またマフラーやエアクリーの仕様や太さにもかかわらず、
EVCのGAIN量が大きく変わってしまう場合、個体差の範囲であるか?不正な値であるか?を見極めることも大事です
低い回転ではブーストパラメーターを適正な値を入れていても
1.0を記録しますがそのわりに燃料が入りません
かといってセカンダリーに切り替わる
(この場合4000回転)以降燃料をオーバーシュート
を見越して増量しぎみ、にしておくと
6000回転域で一瞬回転の、伸び感が途絶えました
ですから増量量は非常に小さめになりました
記述とおり、0.9kgに落ちました
また黄色の部分の3000回転&3500回転は
ブーストが下がった
・・・のにもかかわらず増量されています
4000回転で切り替わった時にハンチングを
見越して増量していた部分(緑)は
見事に適正化され、4000、4500、5000回転で
のこのマップでは減量となりました
で、問題の高い回転域の部分の燃料量は赤色
つまり、目測に沿った増量です
セッティング中に”あれ?まわらないな?、
パワーが出ないな?
あれ、仕様の割りに馬力が出ないな?
ブーストの割りに燃料が入らないな?
答えは整備士しか出せませんよ。
見逃せばあなたの技術を見切られてしまいます
反対に、あなたが見抜けばオーナーは
喜んで出資してくれるはずですよ、
あなたに頼んでよかったと。
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