点火コイルのお話 No2

執筆者 | 1月 25, 2017 | 点火コイル | コメント0件

REエンジンには、点火装置がキモになってる事をお話しましたが、コイルの数がT1 T2 とありますが、Lは1 2を共有しています。
それはなぜでしょう?簡単にいうとT側はFとR側それぞれに点火の時期がありL側はFとR側の同時点化をしても問題がないからでFC3Sの時代から共有されています。

エンジンが右に回るとしてフロント側が火花を飛ばすときにT側(上)とL側(下)は前後のローターの位置が逆になります。

下の図を前のローターとすると

この時の後ろのローターは真逆の位置になります。(柄がちょいとずれてるけどね)

この図を見ると前のローターがが火花を飛ばすときに、後ろのローターでは

T側は圧縮の途中ですから火花を飛ばすわけにはいきません。
L側は排気の途中です、排気の途中ならもう一回点火しても問題はありません。

こういった事からL側はシステムの簡略化として同時点化にしても問題はありません。

余談ですが、T側のプラグホールとL側のプラグホールの大きさが違う理由もここにあります。

爆発途中に、高圧力がT側の穴をすり抜けて圧縮側に侵入しないようにT側はプラグの穴が小さいのです。

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