プラグコードを交換するときに鬼門になるポイントは一つ。
オイル入り口の黒いプラスチックタンクが邪魔。
これをはずすには、なかなかな手間と工具が必要なんだが
今回はこれを回避する方法を整備士諸君に伝授する
まず、抜く順番を知ってもらいたい。
一番最初は一番後ろ側のコイルのコードからはずす。
次が、真ん中のコイルのコード
最後が鬼門の一番前のコードだ。

プラグコードを簡単に抜くのに使用するのは、
赤い、プラスチックのへら。
オートバックスで売ってるだろ?

これをプラグコードのブーツをめくるのに使う。
で、安いパーツクリーナーをブーツの中に充填する
充填できなくても、パーツクリーナーでブーツを滑らせるんだ。
コードが抜けないのは、コードのすべりが悪いからなんだから

赤いプラスチックのヘラが無ければ、
ドライバーでもいいんだが、コイルに傷をつけないように慎重に。
どんどん、パーツクリーナーをぶちまけて、
プラグコードを滑りやすくさせて、ヘラで抜く力を加える
くれぐれも、ドライバーを使うなら傷をつけないで
コイルの傷は、リークの原因になるからね^¥^

安いパーツクリーナーは乾きが遅い
だから使える。、
間違ってもここでCRCやスプレーグリスを使わない事。

乾かないので、電気リークの原因になる。


で、、、一番後ろからはずしてゆくと
鬼門の一番前のコードが抜けない事に気がつく。
黒いオイルのタンクが邪魔だ。

このタンクは3箇所で止まってるんだが
タンク下のネジがはずしにくい、いや、、熟練じゃなきゃ
2分で、、はずせないだろう。おそらく30分と過労ロスが産まれるはずだ。
で、、僕は2本だけ緩める事にしてる。

そう、この箇所についてる10mmボルト2本だ。

この両側2本だけを緩める。
最大のポイントは
緩めるだけだ。3、4回転ほどね。
そして
このタンクを手前に引っ張ると隙間が生まれる。
ボルトを取ってしまうとこの裏のOリングがずれてしまう事がある
だから、緩めるだけだ。

そしてさっきから使ってる方法とパーツクリーナーで
無事、一番前のコードがスル~~~と抜く事が出来る。

ただし!!抜いたコードをみてこんなオイルがついていたら、要注意!!

この作業方法ならサージタンクをはずさず、時間や工賃を削減できる。
僕ら、枯れた整備士は、次世代に残すべき事がある。
こういった作業は創意工夫だ、みんなで共有し7ユーザーが安心して
任せられる整備士を育成する事が重要だ。
参考

右は二箇所あるから合計3つで止まってる
コードを交換したら必ず点検してほしい箇所
おっと、忘れちゃいけない。
水のクランプの位置が悪いと、プラグコードに当たるので注意

NGKパワーケーブルはこうやってつけること。
向きに注意

本日は、CX-8 88,000kmでした~
こんにちは‼ ムゥです‼ 本日は、CX-8 88,000kmでした~ ポート側は、添加剤で全体的に多めな印象でした 奥はこんな感じでした 潜望鏡も添加剤で結構ドロドロです...




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