2000回転以下の負圧側は異状ないけれど、5速1500回転ぐらいで踏み込んでブーストが上がり始めようとするとギクシャクが始まり、エンジンが震えだす。2000回転超えてもブーストはあまり上がらず、かといって3000回転まで上げてアクセルを踏んで戻すと、、、まあ走る。
通常走行でブーストの掛りが異常に悪い
こういった場合の通常の判断は燃圧
プレッシャーレギュレター(PR)までのインレットマニホールド負圧が足りないんだ
こんな時はインマニからPRまで直にホースを引いてテスト
ところが、それでは治らなかった。
なーんか、、まるでEGRが利いたような加速をする
まさかと思いACVだが・・・
まさかのレモンバルブがないw
レモンバルブがないと、ACVのゴムバルブシートを直接排気ガスが焼いてしまう
焼きただれたシートは
排気ガスをエアクリーナーに戻してしまう。
普通排気ガス装置があるからこそ、燃費やトルクを上げることができるのに
レモンバルブを取るとは!?
排気ガスのりょうが増えると、簡単に焼けたACVを通過してエアクリーナーボックスに排気ガスが流れこみ、トルクがなくなったり、ブーストが掛かりにくくなる。
新品ACVに変えて完全復帰しました。
実はこれもマツダのうっかりミス、、
おまけに・・
ソレノイドボックスはアッセンブリーで交換しましょう
漏れていたので中古3つを使って直すし組み換えしました
もう、マツダにこの手の作業は無理です
(仕組みを理解せず治すということ)
ケチらず、アッセンブリー交換しましょう
結局手間がかかるだけでユーザー側がリスクを背負いますよ
我々は、自然に壊れたという車は治せるが、ミス配管や予想外の取り付けミスに対してまでは対応できない場合がある。
これは経験値になり蓄積されるとして、みんなの7をここを見る整備士が守れるように願っている。
ここを見て、真剣にRX-7をあと10年乗りたいなら、排気ガス抑制装置って、なんだ? ver 1章~11章を必ず最後の章まで読んでおいてほしい。
あなたの財布を守り、ほかの人の、一歩先を歩けるから。
拠点となるDにはスペシャリストがいてほしいですね。
近所のDは拠点となってくれるのかな〜〜?
整備インフラの構築は、次期7にもつながりますからね。