オイルでドロドロなら、まず疑っていい。
ブローバイ還元装置のトラブルだ
整備士が見逃しがちな、この装置
とても重要な装置でこれが壊れると、ここからオイルが噴き出す。
エンジンからオイルが漏れる回数、箇所も増える
コスモ13Bや20Bはここについています
FCもインタークーラーの下、オイルゲージ付近にあります
上の一本が、下の2本に導通してはダメ。でも今回は完全に内部がやぶれて貫通していた、これが原因で濃くなる、もしくは薄くなることもある。
今回は、整備書をこの方からお借りして不調のトラブルシューティングをおこないましたー
数週間の制作待ちでやっと入手できました。
即日取り付けて走ってみました。
アイドリングは変わらず低速域が安定したような感じです。
取り外し時に奥のゴム配管が外れず折って切り離したので
シリコンホースで代用して、耐熱耐油ホースを手配しました。
来週には交換できるでしょう。
これからも、お付き合いくださいねー
サーキット走行後のみなのですが、上の1本(「A」部)側がオイル吹くのです。
パージバルブを新品にしても変化なし・・・
そこで、以下のように考察してみました。
パージバルブの動作として、ここが負圧になることで下2本側が導通するバルブだと思っていて、正圧時は「A」部が行きどまりになっていると考えています。
よって上の1本「A」側が吹く場合は、パージバルブの故障では無く「A」側のホースの劣化・緩みなのかな?という認識なのですが合ってますでしょうか?
この整備書の説明は街乗りでの噴出量想定です。サーキットだとブローバイも増えますね。
A、ゆるみがあってはオイルが吹いてしまいますね。新品でタイラップ使って、しかもきつめに締め上げてみてください。
そもそも、Aはバキュームだけを使用していますが、この下の黒いバルブ2か所のホースの細い方の通路がもう少し太ければサーキット走行で増大するブローバイの流量もまかなえると思います。